いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
ダイエットでは不思議なことに
食べる量を減らしても太ることがあります。
この理由は日本の歴史からも読み取れますよ。
先の戦争が終わった後は食糧難の時代がしばらく続きました。
好きな物が食べられず粗末な食事をせざるを得なかった時代です。
その頃に調査した統計で
1946年(昭和21年)の男女平均の摂取カロリーは1903キロカロリーでした。
国が定めた「食事摂取基準2015」では一般的な活動レベルの場合、
1日の必要エネルギー量は男性が2650で女性が2000キロカロリーです。
男女とも1946年段階では摂取カロリーが低く、
もちろん肥満による生活習慣病など無かった時代です。
ところが現在は食生活で困ることはなくなり、
ある程度のお金があれば好きな物を食べられます。
ところが2015年の統計によると1日の摂取カロリーは
男女平均で1889キロカロリーとなっていて終戦直後より食べていません。
これが健康と美容のために、
意識してカロリーを抑えているなら理解できます・・。
ところが現実は肥満による生活習慣病が増えて
日本人の80%は痩せたいと考えているので驚いてしまいます。
本当に食べる量が減って太る人が増えているのです。
この原因は運動不足と栄養不足です。
交通機関と家電製品などが普及して活動量が減りました。
ちなみに現代中高年の1日の歩数は7千歩前後となっています。
それよりも少ない人は、
運動不足の日本人の中でも平均以下の運動量だと自覚しましょう・・。
まあ運動不足は分かりやすいですね。
もうひとつが栄養不足ですが、
これには2つの要因があると思っています。
ひとつが食材の原料としての栄養含有量の低下です。
特に野菜の栄養は土地と肥料と品種改良(改悪?)の問題で減り続けています。
甘味と形を優先するあまり、
肝心の栄養の方は低下し続けているようですね・・。
その減り方も異常といってよくて、
半分以下とか何分の一という減り方となっています。
ホウレン草などは栄養がある野菜の代表ですが、
昔は苦くて湯通しして食べていたのに今では生でサラダになっています。
もはや別物と言っていいですね。
そんなに野菜の栄養が減っているのに、
そもそも現代人は野菜を食べなくなっているから被害は甚大でしょう。
これがもうひとつの問題で何でも食べられる選択肢があるのに
わざわざ「栄養が欠乏している食材」を選んで食べていることです。
便利さと引き換えですね・・。
現代は加工食品とお菓子が異常に増えています。
お菓子は当然太りやすいですが、加工食品も内臓に負担をかけています。
問題はカロリーが多いだけではありません。
お菓子に含まれる精製炭水化物の砂糖や加工食に含まれる添加物は、
カロリーに関係なく食べた後に代謝の段階で必須栄養素を浪費するのです。
ただでさえ足りない栄養素が、
精製された物や添加物を食べることでさらに減ってしまうのですね。
そのため現代人はカロリー過剰の栄養失調です。
代謝する時に栄養が足りないとエネルギーにならずに脂肪として蓄えられます。
または体の組織とならずに排出されてしまいます。
これが現代的な食事の問題で
食べ物に栄養が少なく、食べたあとも栄養ドロボウする食材ばかり食べている。
この状態だと食べたカロリーが少なくても、
その栄養を使うことが難しいので運動不足と相まって脂肪に蓄積されるのですね。
そしてもうひとつの問題となるのは寿命が延びたことです。
年齢を重ねると食事も運動の量も減る傾向がありますがこれも栄養不足が関係あります。
栄養不足が原因で細胞の元気が無くなり数も減ってゆきます。
人間の体は60兆の細胞で出来ているといいますがこれは20代の話です。
栄養不足や活性酸素などの影響で細胞は減り続けて
60兆から半分位まで減ると生命が維持できずに寿命を迎えます。
細胞を元気にすることがこれからの時代の重要課題でしょう。
年を重ねても元気でいられることが健康ダイエットに繋がってゆくのです。
逆に言うと健康ダイエット的な生活をすると、
細胞が元気になって健康寿命が延びるという結果になるのです。
今後のハッピーダイエットでは、
健康寿命を延ばす方向のダイエットを目指してゆくことになります。
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