いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
摂取カロリーを減らすと太る!
この逆説が現代的ダイエットの鍵ですね!
カロリーを減らしても痩せない!?
あなたも何となく・・、そう感じていないでしょうか?
じつはその感覚は事実なのです。
いろんな国家レベルの統計をみてもそのようになります。
たとえばアメリカの例ではむかし政府主導で、
脂肪を食べるのを減らしてカロリーを減らそうという運動をしていました。
1977年からの10年間で見事に摂取カロリーは減りました。
脂肪を食べる量も減らしたのに、なぜか肥満者の割合は25%から30%に増加したのです。
オーストラリアでも同じような調査があります。
1980年から2003年の間に砂糖の消費量が1日30杯から25杯に減少しました。
ところが同じ期間で肥満者の割合は3倍!になったのです。
日本の国民栄養調査でも同じ傾向があり、
1980年から2013年まで比べると脂肪は微増ですが総カロリー量は400kcal程減りました。
1日に400キロカロリーも減っているのに、
肥満率が女性は横ばいで男性は約18%から29%に増加しています。
これはカロリー栄養学的にはあり得ない話です。
ところが統計ではそのようになっているし、あなたの感覚もそうですよね?
世界中で同じ傾向があり
摂取カロリーを減らしても痩せないことが現実となっているのです。
やはりダイエットとカロリーは
よほどの大食いをしなければ関係ないといわざるを得ません。
そして総摂取カロリーの減少と共に、
同時に減らされてきたのが糖質(食物繊維)なのです。
最近は糖質と言えば太る原因と思われていますが、
じつは糖質を減らすと食物繊維の摂取も減ることになるのです。
普通の食材は糖質と食物繊維が一緒になっていますから・・。
終戦後の1947年には1日27g食べていた食物繊維が、
2013年には、なんと、わずか14gまで減少しているのです。
約半分といっていいですね。
もちろん厚生労働省の推奨値である男性20g女性18gを下回っています。
しかもこの統計はすべての年齢に対してですから、
じつは高齢者の方が積極的に食物繊維を食べているのです。
60歳以上の方は推奨値に近いのですが、
10代から40代位の方は平均よりもはるかに少ないのです。
特に女性の方が少ないですね。
これは食べる量が男性よりも少なく、
糖質としてのご飯やパンを減らす傾向があるからでしょう。
ここ40年の栄養摂取推移を見れば
「脂肪は微増」「たんぱく質は激増」「糖質は激減」「総カロリーは減少」なのです。
カロリーの高い脂肪の摂取量が増えているのに、
総摂取カロリーは400キロカロリーも減っているのは異常です・・。
いかに「糖質(+食物繊維)」が減ってきたか分かります。
じつは白米や白いパンにも食物繊維は多く含まれているのです。
ご飯を食べないから糖質と食物繊維の摂取量が減ったのですね。
この食物繊維の不足は少々葉っぱの野菜を食べたくらいでは足りません。
生野菜のサラダは人気ですが、
サラダを茹でたらどれだけカサが減るかご存知ですよね?
現代人はお米を食べなくなりました。
私が生まれた昭和39年頃は
一人あたり平均で1年間にお米を118キロ食べていたようです。
計算すると1日320gで約2合ですね。
炊飯すると重さは2倍になるので1日640g位食べていたのです。
ところが平成29年には54キロに激減です。
なんと半分以下ですから驚いてしまいます・・・。
代わりに増えたのが、
小麦粉とトウモロコシですけどね・・・。
でも、全部足しても糖質(食物繊維)の摂取量は減っています。
食物繊維の不足!
それが現代的な肥満の原因だと思います。
なぜなら食物繊維の量がそのまま善玉菌の増加につながるからです。
善玉菌が増えると腸内環境が良好になり、
食べた食材から脂肪を吸収しにくくする短鎖脂肪酸が作られます。
それに栄養の代謝に必要なビタミンB群も
善玉菌が作りだすから栄養補給と代謝が上手く回るようになるのです。
糖質を食べると太る!
これは事実だと思いますが、
本当の理由は「現代の糖質は精製されている」からです。
砂糖、白米、パン、麺類、
みんな精製されていて血糖値を上げやすく太りやすいのです。
特に小麦の加工食品と、
目に見えないトウモロコシ由来の糖質が問題です。
現代でダイエットをするなら、
脂肪を減らそうと考える前に食物繊維を増やそうと考えましょう。
しかし精製された糖質は控えて、
精製されていない素材としての穀物や野菜やイモ類や海藻を意識しましょう。
それが現代のダイエット法ではないかと思います。
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