船田和成のハッピーダイエットライフ

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塩の種類とダイエット

いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。

ダイエットと深い関係があります。

それは、水分をため込むので、体重に影響が大きいのです。

そして、というのは情報が混乱しています。
少なくとも、食卓塩は避けましょうね。

■ 塩の種類とダイエット ■

今日は「塩」とダイエット関係の話をしようと思います。
この、塩というものは、じつにわかりにくい・・・

それなのに、これほど大事なミネラルもありません。
古いことわざにも「敵に塩を贈る・・・」というのがありますよね。

塩を送ると、敵の苦境を救うほどのチカラになるんです・・・戦国時代の話らしい・・
つまり、塩を贈ることが戦いの勝負を超えて、「正義」として語り伝えられているんですね。

それほど、人間の健康にとって大事な成分なんです。
健康的なダイエットにも欠かせないミネラルですよ。

この塩と水の関係が、健康と体重を決めているようなものです。
でも「塩」は、現代じゃ嫌われているみたいで・・・

ためしに、お歳暮に塩を送ったら嫌われるかも。
「私を病気にするつもりなの!」なんて言われたりして^^!

その元凶は、かつての「日本専売公社」にあります。
今の若い人はしらないでしょう、専売公社って・・・

いまでは、名前が変わりまして、「JT・日本たばこ産業」といわれています。
以前、タバコと塩は民間企業が勝手に作って売ってはいけない物だったのです。

1985年に専売公社がなくなり、日本たばこ産業と名前を変えて民営化されました。
塩は1997年に専売制が廃止され、2002年から販売が自由化されたばかり・・・・知っていました??

なんで塩が売れないの?・・・と思いますよね。
実は、塩の専売をすることによって国の収入源になっていたのです。

つい最近まで、国の作った塩しかなかったんですよ・・・へえー!てな感じ・・
信じられませんが、よその国では貨幣の代わりになっていたところもあります。

つまり、お金の代わりになるほど、価値の安定しているものだったのです。
ようするに、それほど大事な調味料だということですね。

長々と歴史の授業に付き合っていただき、ありがとうございます。
これも、塩をかたる上では欠かせないなもので・・・・笑

で、この日本たばこ産業(旧・専売公社)の作っているのが精製塩。
いわゆる「食卓塩」という商品で、いまでもスーパーにならんでいます。

ほんの十数年前まで、塩といえば、この「食卓塩」と「赤穂の塩」しか売場にありませんでした。
ところが、現在、塩の売場は数十種類の塩が所狭しとならんでいます。

これはなんなの・・・
自由化されて数年、やっと商品が出回ってきたようですね。

じつは、この専売公社の売っていた食卓塩・・・
精製塩というだけあってカンペキに精製されています。
99.5%塩化ナトリウムで~す!

しかし、以前書いたように、人間のカラダは精製されたものがニガテです。
消化吸収するのに体内のミネラルを消費してしまいます。

さらに、嫌われている元凶がココ!
つまり、塩分を多く食べると血圧が上がるというのは「精製塩」のことです。

専売公社が精製塩を販売し始めたころから全国民的に血圧が上がっているのです。
仕方ないですよね、それしか売ってないんですから・・・

でも、まだこの説は多くの方が賛同しているものの、社会的に認められていません。
だから、いまでも国をあげて「減塩運動」が盛んです。

スーパーでも減塩醤油とか、人気があるんですよね・・・
でも、塩分は一番大事なミネラルなんです。

なんでそれを減らすと健康にいいんでしょう?
なんで減塩運動がこれだけ盛んになっても病人が減らないのでしょう?

「熱き血潮」というコトバもあるように、人間の血液は塩水なんです。
だから、塩を敵だと思わないでください。
これが「ソルトのキモチ」です・・・ああ・・

ただ、なにごともやりすぎはダメです。
それは塩分も同じこと、取りすぎは注意が必要です。

それで気をつけるのが、塩の食べ方と選び方。
まさか塩だけかじる人はいないでしょうが、多少注意がひつようです。

前回も書きましたが、塩(ナトリウム)はカリウムと体内でバランスを保っています。
だから、塩分を取るときは、カリウムも必要になるんです。

カリウムが多いのは野菜や海草や果物、そして玄米。
まあ、ひらたく言えば、バランスよく食べましょうということ・・・笑

一般的に野菜や玄米はナトリウムをほとんど含んでいません。
だから、塩味で食べるとバランスがいいのです。

何度も言いますが塩が過剰になると、喉が渇きます。
そしてジュースやお茶やビールをたらふく飲みますね・・・

すると、どうなるかはご想像にまかせます。
おそらく小さな悲鳴が聞こえるでしょう・・・「キャッ!」

塩の取りすぎはダイエットを無駄にします。
特に精製塩を多量に取ると喉が渇きます・・・注意しましょう。

そして問題なのは、塩の選び方・・・
これ、すごくわかりにくいです。

先ほど書いたように精製塩(食卓塩)は避けたほうが無難です。
しかし、まだ販売が自由化されて5年ですから、市場は混乱しています。

表示のルールも確定されておらず、よけいわかりにくいです。
現在、大きく分けて4種類の塩が出回っています。

1、 精製塩・・・・・日本たばこ産業が作っている「食卓塩」
2、 輸入塩・・・・・岩塩など、海外から輸入している塩
3、 再生加工塩・・・後からミネラルを添加している塩(これが多い)
4、 自然海塩・・・・成分をまったく調整しない、本来の塩

この中でわかりにくいのが、「3、再生加工塩」です。
スーパー、デパートで売られているのは、岩塩以外の多くが再生加工塩です。

これは、「後からミネラルを追加しています」と表示されていません。
いかにも、海の水だけで作りました的に表示されています。

でも、ちゃんと海水から作っているんです。
でも、製造過程でミネラルが流出するので、後から添付するわけです。

ただ、各メーカーとも、さすがにウソは書いていません。
まだ、そういう表現の規制がないんでしょうね・・・

本当に、海水の微量元素が入っているのは「自然海塩」だけです。
それほどこだわりの塩なら商品アピールは当然してあるはず・・・

だから、パッケージに「自然海塩」と書いてあるはずなんです。
これで見分けてください。

「自然海塩」には、塩(ナトリウム)は80%ほどしか含まれていません。
あとは、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛など、海のミネラル100%です。

とうぜん、自然海塩がオススメですが、高価でもあります・・・・
まだ市場そのものが小さく、誤解されたままのソルトですから。

ほんと、塩の価格はピンからキリまでさまざま・・・
精製塩は避けた方がいいですが、あとはお財布と相談ですね・・・笑

アドバイスとしては、使用法によって使い分けることでしょうか。
味付けには「自然海塩」、パスタを茹でるお湯には「再生加工塩」とかね。

あとは、醤油とか味噌がちゃんとした商品なら、それほど多量に「塩」は使いません。
2種類くらいの塩を買い置きするくらいなら、そんなに負担じゃないですよね・・・

おすすめは「海の精」の焼き塩でしょうか。
だいたい大きな店では売っていますし、焼き塩なので使いやすいですよ。

でも、塩の違いは確かにあります。
しかも、玄米や野菜と一緒に食べると、不思議と喉が渇かないですよ。
だから、お茶の飲みすぎも防げます。

塩については語りつくせませんし、よくわからない事が多いです。
でも、これで少しは参考になりましたか?

上手に塩を選ぶと、ミネラル不足の心配は無用です。
ぜひ、塩こだわって、かしこくダイエットしましょうね♪

いかにも、元、生協店舗で働いている船田らしい話題でしたね・・・笑

<今日の結論>

塩は、「海の精」がお勧め

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