第93話「質問◇ローフードダイエットについて」
10月から新しいテキストを無料配布しています。
数週間にわたり、その時に頂いたメッセージの質問にお答えしています。
先週は、夕食の時間が遅くなるので太る・・・という悩みでした。
今週は、ローフード(生食)ダイエットはどうなのか・・・という質問です。
配布したテキストにも「ローフード」という項目を入れました。
ハッキリ言って加工食品ではダイエットできません。
だから、新鮮な食材を使って欲しいのです。
そういう意味でローフードと書いたのです。
そして、ローフードダイエットはとっても効果がある方法。
でも、ちょっと解説が必要ですね。
なぜなら、すこしややこしいからです。
似たようなコトバや方法が多いので混乱していますから。
テキストにはそこまで書いていませんので少し説明します。
まず、「スローフード」とは違います・・・笑
これは、伝統的な食材と料理法を大事にしようという運動です。
まあ、私のダイエット法もスローフードの一種かもしれませんけど。
あと、ローフードとは生食という意味ですが、
ベジタリアン(菜食主義)とは違います。
もちろん、重なっている部分もありますが、意味が違います。
生食であれば良いなら、お刺身だって生ですし、馬刺しなどでもローフードです。
玄米だって、炊いたら加熱していますよね。
だから、生ではないのでローフードではありません。
現在、ローフードダイエットはアメリカで人気があります。
いわゆる「セレブ」な方が実践しているようですね。
これとダイエットの関係ですが・・・
ローフード(生食)ダイエットは絶大な効果があります!
生食というのは、ビタミンや酵素が生きています。
だから仮に肉を大量に食べても太りません。
もちろん、焼肉を大量に食べると太ります・・・笑
じっさいは、生の野菜や果物を中心とする生活です。
しかし、肉であっても効果があるらしいのです。
ぎゃくにベジタリアンでも痩せます。
野菜や玄米を煮炊きするので、とってもヘルシーなんです。
私が痩せたときはベジタリアンの方法に近いです。
しかし、お魚を食べていたので厳格な菜食主義ではありません。
この、ベジタリアン(菜食主義)にもレベルの違いがあるんです。
鶏肉までは良いとか、魚介類までなら良いとか、乳製品までは良いとか・・・
一般的にはベジタリアンの究極の姿がローフードだと思います。
果物・野菜・穀物・ナッツなどを46度以下で調理して食べるそうです。
また、ナチュラルハイジーンという方法もあります。
朝食はフルーツだけ、炭水化物とたんぱく質は一緒に食べない、などのルールがあります。
どれも私のすすめるダイエット法と似ている部分があります。
でも、決定的に違う部分があるのです。
それが「こだわらない」という考え方です。
いろんなダイエットや食に関する主義にこだわらないということです。
もちろん、ローフードもベジタリアンもナチュラルハイジーンも痩せます。
健康にも良いでしょうし、ダイエット効果も絶大ですね。
実践できる方は、ちゃんと勉強してやれば良いと思います。
しかし、やってみればわかりますが、日常生活に不便を感じるでしょう。
こだわればこだわるほど排他的になると思います。
あれはダメ、コレはダメ、これを食べると健康を害する、あの人とは話が合わない・・・
こだわりすぎると、社会生活も人間関係も維持できなくなります。
つまり、サラリーマン生活はできないし、友人もなくす訳です。
私も以前、マクロビオティックにこだわっていた時があります。
しかしサラリーマンを続けながら厳格に続けることは無理ですね。
それでマクロをやめて普通の食生活に戻ったんです。
でも、今度は中性脂肪・コレステロール値が異常で生活習慣病予備軍になりました・・・笑
これじゃあダメです。
厳格に細部まではこだわらない。
かといって、普通でもない。
これ位がちょうどいいのです。
それが私のすすめる方法です。
朝は毒素の排出を考慮して生ジュースや軽いごはんにする。
昼は炭水化物の摂取を考えてごはん中心にちゃんと食べる。
夜はたんぱく質摂取を考えて豆製品や魚介類・野菜類を中心の和食にする。
深夜に食べなければならない人は極力小食にする。
ダイエット中は「おやつ」を活用する。
ごはんはなるべく玄米や雑穀を混ぜて食べる。
生で食べられるものは、なるべく生で食べる
ビタミン・ミネラルや酵素を破壊しないようカンタンな調理にとどめる。
適度な運動を心がけ、カラダとココロのストレスを解消させる努力をする。
でも、あまりこだわらず、肉も食べればケーキも食べる・・・たまにですよ!
でも、これ位できればリッパなものです。
ちゃんとしたダイエットライフになっています。
そして、これなら、社会生活も維持できます。
人間関係も維持できますね。
ダイエットしていることすらバレません・・・笑
それくらいでなければ、ずっと続けることはできないのです。
ダイエット法としての知識を知っているのは大事なことです。
しかし、あまりこだわりすぎると続けることができません。
ごく自然にローフードダイエットができる方ならいいです。
自分の生活のスタイルとしてできる方は実践するといいですね。
しかし、怖い顔をして「食べ物は加熱したらいけないのよ!」とか・・・
「肉を食べると毒素がたまって体に悪いんだ」とか説教していたらどうでしょう。
近寄りたくありませんよね・・・
また、そのこだわりがココロの歪みを作っている場合もあります。
ココロの歪が性格を悪くし、そのこだわりで体調まで悪くしかねません。
それでは本末転倒というものです。
ダイエットはシアワセになるためにやるのです。
こだわりすぎるダイエットで不幸にならないでください。
でも、ただ普通に生活していたら太ります。
ですから、生活の中で、何かちょっとだけ工夫してください。
生で食べられるものは生で食べる。
なるべく素材の原型がのこるような調理をする。
なるべく肉類は避けて魚介類をオカズにする。
生ジュースなどでビタミン・ミネラルを充分補給する。
玄米・雑穀など生命力豊かな食材を食べるよう心がける。
そのくらいでもいいのだと思います。
私だってクリスマスにはケーキも食べればチキンも食べます。
でも、小食でいられるようにちょっとした工夫をする。
そんな感じで「ローフード(生食)」を考えて頂ければよいと思います。
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