第8話「説得の技術」
今日は何の話でしょうか?
説得?・・意味不明ですねえ・・笑。
ダイエットを始めようとして、まず関門として出てくるもの。
それが家族や友人の「ことば」ではありませんか?
しかも、だいたい否定的な意見がほとんどでは?
「また始めるの?」
「どうせ無駄なのに・・」
「どうせ明日はもりもり食べるんだろ・・」
「無理するなよ・・」
「あんまりバカなことしないでよ!」
などなど・・。
いろいろ言われますよね・・。
なかには「早くダイエットしなさいよ!」と言われている人も・・笑。
笑っている場合ではありませんね・・。ごめんなさい・・。
これと、どう向き合ってゆくのか。
これが今日のお話です。
最初に結論です。
本当はですね、この声はですね。
「自分の中の声」なんですよ。
自分の「心の声」なのです。
昔から、「さしむかう、人の心は鏡なり」といいますね。
これは本当だと思いますよ。
あなたのまわりに起きていることは、あなたの心が反映しているのです。
だから、あなたの心が変われば、まわりが変わってきます。
つまり、どういうことか。
結局、自分が説得できていないのです。
よく、潜在意識とか聞きませんか?
あれですよ。
心の奥底ではダイエットに納得していない。
心の奥底では、またダイエットに失敗すると感じている。
だから、本心からダイエットに確信がもてない・・。
すると、まわりの人から言われるのです。
「無駄なことするな・・」とか。
つまり、潜在意識が納得していないわけです。
潜在意識の声は「私はね、太っている方がいいのよ!」と言っているのです。
そして、「私はね、食べることが大好きなのよ!悪い?」とも聞こえますね。
本当にダイエットを成功させるには、これを何とかしないといけません。
そのためには、まず、目的と手段をはっきりと自覚することです。
あなたのダイエットは、何のためにやるのでしょう?
もちろん、痩せてスリムになることですね。
でも、痩せてどうするのでしょう。
痩せて、何が始まるのでしょう?
自分の心に正直に考えてみましょう・・。
本当は、違うことを考えていませんか・・・。
本当の目的があるのではないですか・・。
ダイエットというのは、目的ではないのです。
ダイエットするということは、じつは手段なのです。
何のために、痩せるのか?
そこが大事なのです。
さあ、イメージしてみましょう・・・。
あなたが、痩せて、スリムになって、なにをしているかを・・。
そう、痩せて、どうするのか?
そこが分からないと、ダイエットなんて無理ですね。
続くわけがありません。
本当に必要なのは「理想」です。
あなたの理想はなんですか。
夢はなんですか?
理想をもつことは、人生の設計をすることとおなじです。
設計図がなければ、何事も前に進みません。
ダイエットだって進みません。
自分が死ぬまでに、やっておきたいこと。
これが最終的な目標です。(大目標)
そのためには、どうすればよいのか?
それが中目標ですね。
中目標を達成するには、今から何をすればよいのか?
おそらく、これがダイエットなのでしょう・・。
つまり、小目標です。
ダイエットは手段です。
目標ではありません。通過点ですから。
あなたの理想を実現するための、始めの手段なのです。
その夢や理想を、だいじに育ててゆきましょう。
ただし、そのときの注意点は、人を害する目標を持ってはいけないことです。
自分が良くなることで、周りの人も幸福になる。
そういう理想をもってくださいね。笑♪
その夢が、その理想が、ダイエットを成功に導きます。
なにしろ、痩せることが、どーしても必要なのですから。
それを戦略といいます。
痩せるとは、なにか。
それは、「美しさ」を手に入れるということ。
それは、「健康」を手に入れるということ。
それは、「仕事能力」を向上させるということ。
あなたの夢は、そのどれかと関係があるはずです。
これは私の結論です・・笑。
そして、その3つに共通しているもの・・。
それが「愛」なんですね。
かっこよすぎますかね・・汗。
でも、そこまで考えていれば、ダイエットなんて成功したもどうぜんです。
ダイエットは技術論ですから。
こうすれば、こうなる。
いわば科学です。
でも、それができないんですよね。
感情と、欲望がじゃまをしているわけです。
それを乗り越えて、ダイエットを成功に導くのが「愛」じゃないでしょうか。
好きな人への愛、家族への愛、社会への愛、人類への愛・・・大きく出ました・・笑。
そして大事なのが、自分への愛。
ダイエットを成功させるには、愛の力が必要。
自分を説得させるには、人を愛する気持ちが大事なのです。
真実の愛は、感情や欲望よりも、もっともっと、強いものなのです。
愛に敵なし!ということですね。
さて、今週はここまでとさせて頂きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
壮大な話になってしまいましたね・・。