第22話「リバウンドの真実」
今日はリバウンドの話をしようと思います。
本当はもっと早く書くべきだったかもしれません。
それほど、大事なことです。
一般的にリバウンドというと、ダイエットに失敗することを言います。
ダイエット用語として定着している感じですね。
ちなみにネットでリバウンドの「マイナス検索」をしてみましょう。
「リバウンド -ダイエット」と入力します・・・・
すると、ダイエットを含まないリバウンドが検索されてきます。
これで出てくるのは、なんと「皮膚病のリバウンド」なんですね。
皮膚病は一般的にステロイドという薬を使って症状を抑えます。
そう、抑えるだけで、改善にはつながらない薬です。
私も経験あるので・・・・
「薬を止めたときに症状が悪化することをリバウンドという」
これ、私の言いたいことをよく表現しています・・・
つまり・・・、コトバを入れ替えてみます。
「ダイエットを止めたときに肥満が悪化することをリバウンドという」
ようするに、「失敗ではない」のです。
なるべくして、リバウンドしているのです。
そう、通常のダイエットは肥満を抑えるだけで、痩せることのない行為です。
けっきょく、「肥満を抑えるだけ」です。
一時的に・・・
ステロイドとよく似ています。
有効ではあるけれど、治らない。
世の中のダイエットは、ほとんどがこれです。
別名「ステロイドダイエット」とでも言いましょうか・・・笑
むなしい言葉の響きです・・・
絶対に痩せることのない方法です・・・
だって、ダイエット止めたら、また太るんだから・・・
みんな一時的なダイエットですよね。
だから、皮膚病のリバウンドがわかりやすいのです。
私は何度も言っています。
「ダイエットは生活習慣の改善です」
生活習慣を変える以外に肥満を治す方法は無いんです。
これをよく考えてみましょう♪
一時的に痩せようとする人は、ダイエットに失敗します。
死ぬまでスリムでいようと思う人は、ダイエットに成功します。
これが真実です。
ちょっと、雑誌に出ていた○○を飲んでダイエット!
こんなのは、ステロイドとおんなじです。
かならずリバウンドします。
高齢になるまで、ずっとスリムでいたい。
そのために、生活習慣を見直してやり直さなくちゃ。
これなら、かならず成功します。
これが真実です。
これ、私の書いた、「断食ダイエット体験レポート」の結論と同じです。
冒頭で紹介した、私の無料レポートです♪
一部、引用してみましょう。
<ここから>
断食ダイエットを成功させるには、指導者が必要です。
道場だけではなく、その後も指導してくれる方が必要。
さらに、食欲に負けないでいられる環境が必要。
はっきりいって、そんな環境にある方はいないでしょう。
日常生活で、断食後の食欲と戦うのは無理です!
そのくらい難しいリバウンドが来ます。
あなたは、これに耐えられますか?
断食ダイエットだけではありません。
いわゆる、単品の食品だけ食べるダイエット。
食事を何かに置きかえるダイエット。
そういうものは必ずリバウンドします。
まあ、こういうリバウンドはかわいいものですが・・
危険なのは、カロリーゼロのものだけ食べるというもの。
コンニャクだけとか、葉っぱだけとか、ありますよ。
いちおう、お腹は満腹になります。
でも、カロリーがないのです。
かならず、リバウンドします。
これは断食と同じです。
時間の無駄。
いや、時間の無駄というよりも、生命を無駄にする行為です。
必ず、体か精神のどちらかが病気になりますよ。
リバウンドどころか、社会復帰できなくなるかもしれません。
だから、断食ダイエットは危険です。
カロリーゼロのダイエットも危険です。
特に、一人では絶対にやらないでください!
断食ダイエットは地獄のリバウンドです。
何度も言いますが、やるときには必ず指導者がついていること。
断食が終わった後も、食欲をコントロールできる環境であること。
これが絶対条件です。
リバウンドとは、体の本能が求めているものです。
だから、とめることはできないのです。
<ここまで>
いかがですか・・・
3週間の断食です・・・
断食の後にくるリバウンドは激しいですよ・・・
これは経験した人にしか分かりません。
違う言葉でいえば、「餓鬼地獄」さながらでしょう。
食べても、食べても、食べても、満たされません。
永遠に食べ続ける地獄です。
永遠に満たされない地獄です。
それが「餓鬼地獄」なんです。
それを、医学的になんというか知っていますか?
それを、「過食症」といいます。
聞いたことありますよね。
異常な食欲が抑えられない、精神の病気です。
食べることができなくなるまで食べ続けます。
場合によっては、食道の上まで詰め込む人もいるとか・・・
それが毎日続くんですよ・・・苦しいですね・・・涙
どうなるかわかります?
驚異的なスピードで太りますよ。
そして、胃腸の病気になりますね。
容姿はぶよぶよのデブで醜い姿になる。
あちこち痛くて体調は最悪・・・
もう、食べたくない・・・
もう、絶対食べない・・・・
そう思うのも無理がありません。
そうして、また「極端なダイエット」が始まります。
これは苦しさから、無意識に食べ物を拒否するみたいですね。
断食、または、カロリーゼロのものを食べる。
または、食べたら吐く・・・
そして、下剤・・・
こんどは、「拒食症」になります。
こんどは食べられないのです。
「食べたら太る」という恐怖心が異常に強い精神の病気です。
そして、今度は、ガリガリになるまで痩せてゆきます。
当然カラダに悪影響があります。
夜眠れない、低体温、胃もたれ、便秘・・・
手足のむくみ、月経がなくなる、低血圧など・・・
死亡率は5%くらいだとか・・・涙
完全な病気です。
カラダも精神も病気です。
治すのは困難です。
「拒食症」で一定期間が過ぎますね。
すると、また「過食症」にもどるのです。
過食症と拒食症は繰り返し襲ってくる地獄です。
こうなったら、人生は終わりです。
みなさん、無理なダイエットは危険です。
無知なダイエットも危険です。
食べないで痩せるということは、生命を粗末にする行為です。
絶対にやらないでくださいね。
食べるということは喜びです。
食べるということは創造です。
食べるということは進歩です。
わたしはそう思いますよ^^
断食には、美しいところもあります。
感動的なことでもあるんです。
ちゃんとした指導者がいれば、健康法にもなりますから。
くれぐれも、断食そのものを悪者にしないでくださいね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。