185,脳内麻薬とダイエット
今日はすごいタイトルですね・・笑
でも、これがダイエットにとっても深い関係があるのです。
一般的に麻薬とは、法律で禁止されている薬物をいいます。
いっぽう、脳内麻薬とは、自分の脳から分泌されるホルモンの一種です。
＜けし＞から作られる「アヘン」「ヘロイン」「モルヒネ」、＜コカ＞から作られる「コカイン」
＜大麻＞から作られる「マリファナ」「ハッシュ」、それに科学合成される覚せい剤の数々・・。
これらは国や時代により合法だったこともあるし、違法になることもあります。
また、普通に使うと違法だけれど、医療行為なら合法になるヘロインのような麻薬もあります。
つい最近も、ホームセンターで「けし」の花を売っていたというニュースがありました。
麻薬は違法ではあるけれど、ある意味ありふれた植物から抽出した成分といえるのでしょう。
脳内麻薬では、「ドーパミン」「アドレナリン」「セロトニン」などが有名ですね。
これら脳内麻薬は自然に分泌されるので、特に危険ではないし、副作用の心配もありません。
ドーパミンは神経が興奮して、ハイな感じになるホルモンです。
よく、ランナーズハイとか言いますよね、あれがドーパミンの作用です。（別の説もある）
アドレナリンは恐怖と緊張をやわらげる作用があるホルモンです。
まあスポーツ等でも一部あるでしょうが、戦争などの恐怖を麻痺させる作用があります。
セロトニンは、神経を安定させる作用があるホルモンです。
ドーパミンやアドレナリンで、ある種異常な状態になっているのを戻す作用があります。
それ以外に、重要な脳内麻薬にβエンドルフィンというホルモンがあります。
これは、「幸福感」を司るホルモンで、一説によるとモルヒネの6.5倍の効き目だそう。
じつは、このβエンドルフィンとダイエットに深い関係があるのです。
というよりも、βエンドルフィンと「生きがい」に深い関係があるといった方がいいかな。
こういうと、自分とはあまり関係ないコトのような気がしますよね。
しかし、どういうときに、βエンドルフィンが脳から分泌されるかというと・・・。
たとえば、お風呂に入ったとき・・・ああ、きもちいい♪
たとえば、さわやかな風にふかれたとき・・・うーん、気持ちいいなあ・・とかね。
じつは、βエンドルフィンが分泌されている状態は、脳に一定の法則があるのです。
つまり、精神の安定と幸福感を感じている、そのときこそ、脳はα波を出しているといいます。
α波が出ているときには、一定の精神状態というのがあります。
たとえば、心地よい音楽、心地よい香り、キレイな風景などでもα波は出てきます。
そして、そのような受動的なことだけではなく、人とのふれあい等や仕事でも得られます。
マッサージを受ける、なにか物事に集中して取り組む等でも、α波は出てきます。
そういう意味では、エステでアロマを焚いてマッサージなんて、最高にα波状態ですね。
それ以外でも、瞑想や深呼吸、それに男女の営み・・等でもエンドルフィンは分泌されます。
つまりは、価値観の違いはいろいろあるでしょうが、すべての共通点がひとつ。
βエンドルフィンとα波がでてくる共通点、それは「幸福感」を感じる時といえますね。
ある意味、人間がなぜ生きているかというと、幸福感を追求しているのです。
つまり、どうやって幸福感（βエンドルフィンの分泌）を得るか・・ということです。
それは大事なコトだけど、ダイエットとなんの関係が？？
それが、超関係あるというか、ダイエットそのものなんですよ。
それは、人間、「食べるとき」に「幸福感」を得るからです♪♪♪ 納得した？
特に、高カロリーの食物を食べているときに幸福な感じがするのです。☆＾＾☆
人間の脳は、そのようにプログラムされているようなのです。
そりゃあそうですよね、生きてゆくために、高カロリーの食物を食べないと！
人間は、なにか、どこかで幸福感を得ることがないと、生きてゆく張り合いがないのです。
つまり、幸福感（エンドルフィンの分泌）を高カロリーの食事に求めたらどうなるか・・・。
現代は、食事による幸福感を得るのがたやすい時代になっています。
というか、現代社会は、「食事にのみ」幸福感を得るしかない・・・という状況かも。
仕事は忙しいし、休暇は取れないし、お金は足りないし、人間関係のストレスも限界・・・。
男女関係だって幸福感の源でしょうが、若いときなら良いけど中年すぎたら、ある種問題かも。
人間の本能として、「食欲」「性欲」「睡眠欲」が三大欲求ありますね。
現代人は慢性的に疲れているし、性欲も睡眠欲も満足させることができません・・涙
人間の本能というのは、それぞれがバランスをとっています。
どこかが極端に減ると、違う部分が突出してしまうという法則があるようです。
私は、若い頃、断食道場に行って、身をもって極端な経験をしてきました。
その結果、食物を断つことによって、性欲と睡眠欲は極端に減少してしまいました。
まだ20代なのに、断食中は、眠くないし、女性をみても感じなくなってしまいました。
代わりに、食欲だけは異常な感受性となって、食べ物のことばかり考えてしまいます。
現代人は、仕事や家事のストレス等で、性欲や睡眠欲が、けっこう削られている感じです。
そうすると、断食中の状態と同じで「食欲」が暴走する傾向が強くなるのは当然なのです。
それを象徴するように、テレビを見ても、雑誌をみても、必ず「食べ物」が出てきます。
もちろん、人間が生きてゆくために食物は必要ですが、それにしても・・という内容が多い。
つまりは、高脂肪、高糖質、高添加物のダイエット危険トリオばっかり紹介されます。
油ギトギト麺類系か、甘さ極めたスイーツ系か、簡単ベンリな外食系か、という感じでしょう。
しかし、その食物の中でも、特に「βエンドルフィンがでる飲食物」があるのです。
一番強力なのが「ニコチン（タバコ）」と「アルコール（お酒）」です。
これらは未成年が利用する事を禁止している、ある種キケンな飲食物です。
ともに、中毒性があり、依存性が強力ですが、まあ必要悪・・・という感じでしょうか。
ところが、子どもでも利用でき、そんなに問題とされていない食品があるのです。
それが「コーヒー豆」「カカオ豆」「油脂と砂糖トリオ」「油脂と添加物トリオ」等です。
これらは、別々に書きましたが、同時に食べることが多いです。
つまり、複合的に、より強力に、脳に作用して、βエンドルフィンを大量に分泌するのです。
コーヒー豆、油脂と砂糖トリオでは、缶コーヒーなど良い例です。
カカオ豆、油脂と砂糖トリオになると、ココアという飲み物になります。
カカオ豆、油脂と砂糖トリオは、チョコレートという女性の大好物にも変身します。
また、油脂と砂糖・油脂と添加物トリオでは、「市販の菓子類」がほとんど当てはまります。
コーヒー豆とカカオ豆には、ともに「カフェイン」という強力な成分が含まれます。
そういう意味では、茶葉から出来る、緑茶や紅茶も同様で、含まれる量が多少違う程度です。
これらは、いまどき「ただの飲み物」として飲む方が多いです。
ところが、コーヒーも、カカオも、お茶の葉も、もともとは「薬草」なのです。
なにしろ薬効成分が強烈なので、本当に今でも薬草なんですよ！
これ、しばらくお茶断ちするだけでも実感するし、ものすごく体調に影響がでます。
カフェインは、よく眠気覚ましに使われますが、強力な「覚醒作用」があるのは有名です。
コーヒーだって、欧米に入った中世時代には法律で使用禁止の国もあったのですから・・。
しかも、カフェインには中毒症状と依存症も、もちろんあります。
一番分かりやすい禁断症状は「頭痛」ですが、イライラや倦怠感なども起こります。
だからこそ、お茶やお菓子が、毎日の習慣になっている（なってしまう）のです。
しかも、当然のように、βエンドルフィンが分泌されて「幸福感」に浸れるのです。
つまり・・・！
日本の「お茶」も「お菓子」も「スイーツ」も、そして「ある種の食事」でさえも・・
モルヒネよりも強力な脳内麻薬を分泌する、とっても刺激的な食品だ、というコトです。
ある意味、女性が好きな「午後のティータイム」なんてすごいですよ・・。
コーヒーとケーキを注文すれば、コーヒー豆、カカオ豆、油脂、砂糖で脳内麻薬ドバドバです！
まあ、ある意味、合法的なドラックをやっているのと同じです。
ダイエットのために、この習慣を止めようとしたって、まあ、ムリというものです。
しかも、お菓子やスイーツだけじゃなく、パンだってある種の麻薬なんです。
テキストや過去のメルマガにも書きましたが、パンは油脂と砂糖と添加物がないと作れません。
パン食もコーヒーとセットになりやすいですが、パン自体にも中毒性と依存性があるのです。
女性は「パン」「お茶」「お菓子」「スイーツ」が大好きですが、これが止められない理由です。
一般的に、タバコやお酒を飲まない方は「甘党」であることが多いです。
それは、ニコチンやアルコールではなく、カフェインや油脂や砂糖で幸福感を得ているから。
つまり、人間は、どこかで脳内麻薬を分泌しないと生きてゆけないのです。
早い話が、人間なにか「楽しみ」がないと辛い人生を生きられない・・・というコトですね。
まあ、それは理解できますが、問題はダイエットです。
お酒も含めて、脳内麻薬を分泌する食品は「太るもと」であることが多いです。
私はタバコもお酒も飲みませんが、まさに甘党です。
自分で言うのもなんですが、パンもお茶もお菓子もスイーツも大好きです。
これで、どうやってダイエットするか？
それがポイントですが、あなたにお伝えしたいのはココなのです♪
私は今回、パンやお菓子やケーキを食べながら「ダイエット成功」しました！！
昨年、多くの方とコミュニケーションをとりましたが、ある意味、大きな収穫があったのです。
やっぱり、自分の好きな食品を止められる人は、まずいないということを知りました。
生活習慣を変えるのは難しいですが、部分的にでも挑戦してくれる方は素晴しいのです。
でも、やっぱり、あえて書きますが、自分が「依存」している食品は止められないのです。
私だって、チョコレートやポテトチップ、パンやケーキが大好きで、止められないからです。
止めたほうがいいのは当然ですが、それはムリな注文だとわかりました。
そういう嗜好品（脳内麻薬食品）を止めることが可能なのは、「命」に関わるときだけです。
つまり、病気になったとき、医者に止めないと死ぬよ、といわれたとき（笑）
女性の方は、わりと「妊娠」「出産」「育児」も命に関わる重要な機会といえるでしょう。
そうでない場合は、人生観が大きく変わるような強烈な人生経験をしたとき。
その位、大きな転機が現れないと、好きな食べ物を止める事など、まず出来ないのです。
だからこそ、人は食物で病気になります。
いや、むしろ、病気になったとしても、死んでもいいから○○食べたい・・と思うのです。
だから、「ちょっと太ったから、ダイエットしようかな・・・」
そのためには、「ケーキやお菓子は止めたいな・・・」、これではムリです！！
今後のテキストには、その点を書き加える必要があると思っています。
今回は、まだ書いてないので、ヒントだけですいません＾＾☆♪
近いうちにリリースしたいと思っています。ご期待ください。
【船田の近況報告、5】
前回は、食品関係の日雇い労働を始めた・・という内容でした。
始めにいったのは、バームクーヘン工場でしたが、次に鶏肉加工工場へゆきました。
というのも、バームクーヘン工場の求人がなくなってしまったのです。
おそらく、年末年始の手土産需要で人手が必要だったのでしょう。
お正月が終わったら、ぱったり求人がなくて、入りたくても入れなくなりました。
そこで、次は鶏肉工場に行ったのですが、朝が早くてね・・・笑
今まで敬遠していたのは、仕事開始が朝7時だからです。
それも集合が6：30頃なので、家を5：30には出ないといけません。
冬だったので、工場についても真っ暗のままでした・・寒ッ！
しかも、前の工場もそうでしたが、日雇いは交通費がでないのです・・・涙
往復の電車代が640円かかるので、時給1時間分は交通費で消えます。
それで、7時間労働なので、実質6時間分しかお給料がもらえません。
しかも、毎日働けるならまだしも、求人のない日もあるのです。
イオン系のスーパーに卸している工場なので、スーパーが忙しい日の前日が忙しい。
そこも結局、1週間で4日くらいしか働けず、これではとても生活できない・・・ああ。
それもあって、当然、同時に就職活動も続けていました。
はじめ、やっぱり今までやっていた販売の仕事がいいかとおもってね。
百貨店で契約社員の募集があったので応募してみました。
おなじ食料品の販売だし、経験も豊富なので、いけるかな・・・とおもったんです。
履歴書と職業経歴書をセットにして送りましたが、なんの音沙汰もない・・・？？
半月まっても、なにも連絡がないので、こっちから連絡したら・・
書類選考を通過した方にだけ連絡することになっているとおっしゃるじゃないですか。
はっきり言って、ちょっとムッとしましたね、この対応。
まあ、連絡がないので予想はしていましたが、こちらからも苦情を申しておきました。
こっちだって、必死に就職活動しているんだし、採用できないなら、早めに連絡くださいよ！
連絡ナシのおかげで、こっちは就職活動できないし、こういう対応で苦情ないのかなあ・・。
ちなみに、日本橋にある、○島屋です。面接落ちれば、こっちはお客様だし、遠慮しません。
こんな殿様商売しているから、毎年売上げが落ちるんだ！といってやった。
まあ、契約社員募集なら、利益が落ちているから、社員をリストラしているのはミエミエ。
それで、社員を減らして、契約社員を給料半分で採用すれば、採算が・・という事でしょう。
赤字寸前のくせに、老舗だからってえらそうに！
もう、このデパートは気分悪くて利用しない決意をしました。（今までも利用ナシ・・笑）
でも、その後、1月以上たっても、まだ、契約社員を募集しているんですからね・・・
いったい、どんな人を採用しようとしているんだか・・だったら、条件を書けばいいのに。
さあ、就職活動は、さらにつづく・・・今後、船田の運命は？？
今日も、最後まで読んでいただき、まことにありがとうございました。
