144【ひざから下の痩せ方】
体重は重くないんだけど、足首が・・・。
ダイエットに成功しても、ちょっと、ふくらはぎが・・・。
ダイエットをすると、太ももまでは何とかなるけど、その下が痩せない。
じっさい、イチバン目に付くパーツなのに、なんだか悩ましい場所です。
この、足首とふくらはぎはどうしたらいいの。
ここだけはゼンゼン痩せないと悩んでいる女性も多いでしょう。
というわけで、今日はこのテーマについて話をしてみましょう。
ちなみにワタシの足首は19.6cm、ふくらはぎ33.0cmです。(身長160cm)
男性としては細めですが、女性と比べても細いかも・・・
ですので、少しは「細い脚」についてのお話が書けると思います^^☆
(でも本当は、女性よりも男性の方が足が細いと言う統計もあるんです)
まず、気をつけるのはむくみでしょう。
特に女性はむくみやすく、下半身に水分・老廃物がたまりがちです。
むくみの原因はもちろん、余分な水分ですが、これは自然に出てゆくことはありません。
脚は当然、重力の法則で自然に水分がたまりやすいのです。
これの解決には、ふくらはぎと足首を動かすしかありません。
脚の水分は筋肉のポンプ運動によって上半身に戻ってゆくからです。
イチバンいいのが歩くことですが、それだけでは足りません。
もちろん、運動不足の方は一定の量を歩く必要があります。
しかし、一日、立ち仕事の方はマッサージが必要でしょう。
リンパマッサージが必要ですが、お風呂などで行うと一石二鳥です。
石鹸をつけて、足の裏から太ももの付け根までやさしくさすってください。
特に気をつけるポイントはアキレス腱、ひざの裏、太ももの付け根です。
(太ももは、ちょうど「Y」の字になるところ、前の方がポイントです)
この3箇所には「リンパ節」というリンパ管の交差点のような場所があります。
ここを押してあげると、リンパ液が流れやすくなるのです。
方向はあまり気にしなくていいです。
リンパ管には弁がついているため逆流はしないそうですから。
あとは全体を足先から太ももの方向にさすってあげればいいです。
こうすれば、カラダの汚れも取れるし、リンパ液も動いて一石二鳥ですからね。
まあ、リンパマッサージはあたりまえの回答です。
それだけでは、あまりおもしろくないので、さらにつっこみます(笑)
あと、気をつけるべきは、筋肉を育てることです。
「育てる」というのも変な言い回しですが、鍛えるとはちょっと違うニュアンス・・。
つまり、この部分をキレイにするには、「筋肉のカタチ」を変えることが大事なのです。
あんまり運動して、これ以上太くなったらどうしようとか、悩まないでくださいね(笑)
ふくらはぎは鍛えたほうが細くなるんです!
運動不足だから、太くなっているんですよ。勘違いしないように(笑)
女性のスポーツ選手で、大根みたいな脚は見たことないでしょう。
そう、運動したら、筋肉で太くなるのではなく、むくみがとれて細くなるんです。
カンタンな方法をひとつお教えします。
まず、仰向けに寝るか、椅子に座るかして、足を地面から離し、足首が動くようにします。
そして、膝を手でおさえながら、ゆっくり足首を回すのです。
はじめ右足を時計回りに40回まわし、次に反対回しに40回まわします。
なれないと、ゴキゴキと関節の音がしますが、べつに異常ではありません。
気をつけるのは、膝から回すのではなく、膝を手で押さえて、足首だけを回すことです。
まわし終わったら、次に足の甲を前後する運動をやります。
始めに、足先をスネのほうにめいっぱい近づけ、次に足先を伸ばして足首を一直線にします。
これを前後に20回やってみてください。
それが終わったら、左足の足首を同じようにやります。
やってみるとわかりますが、ふくらはぎとスネの筋肉がパンパンになります。
これをやると、ふくらはぎが張って筋肉のカタチが分かるくらいになるでしょう。
これを毎日、一日一回続けてゆくと、ふくらはぎのカタチが変わってきます。
足首が細くなり、ふくらはぎの太い部分との落差が「シュッ」と分かれるようになりますよ。
あと、女性が特に気をつけるのは「ヒール」の高さです。
女性はハイヒールをはいたり、運動靴をはいたり、いろいろな高さの靴を履きます。
結論から言いますと、ヒールの高さは一定にしたほうが良いそうです。
ヒールの高さが違うと、とうぜん、ふくらはぎの違う場所に負担がかかります。
するとふくらはぎのトップが定まらず、全体的に太くなると聞きます。
ですので、なるべく普段つかう靴はヒールの高さをそろえたほうがいいのです。
筋肉なんてすぐに退化するので、使わなくなればすぐに筋肉は落ちます。
ですから、今からふくらはぎのカタチを変えることも可能ですよ。
また、足に合わない靴もよくありません。
重心が外側にゆくと、ふくらはぎや太ももの筋肉が外側にはりだすことになります。
さらに、歩き方が悪くても、筋肉のカタチが悪くなります。
つまり、脚のカタチを悪くする方向で「不必要な筋トレ」をしているようなもの。
歩くときは、ペタペタと歩かず、カカトから着地して、つま先でけりだすことが大事です。
そして、重心を小指ではなく、親指に乗せるように意識して歩きましょう。内股ですね。
分かりやすくいえば、だらしなく歩いている人は、だらしない脚になる。
美しく歩いている人は、美しい脚になるということです。
美しい脚には、努力が必要ということでしょう。
しかし、美しい「ふくらはぎ」と「足首」は女性の魅力をひきたてます。
少々太っていても、ここさえ「シュッ」としていれば魅力的です。
ここはひとつ、頑張ってみてはいかがでしょう^^☆