135【ダイエット進化論】

先日、「プラダを着た悪魔」というDVDを見ました。
2、3年前の映画ですが、映画館で面白かったので、また観たくなってね。

「悪魔」なんてタイトルですが、オカルトでもホラーでもありません。
ファッション雑誌の編集長とアシスタントの女の子が成長してゆく物語です。

その編集長が悪魔のように厳しいということで、こんなタイトルなのでしょう。
それにしても、この映画、ファッション関係だけあって、ダイエットの参考になります。

主人公たるアシスタントの女の子は、標準体型で魅力的な女性です。
でも、まわりがモデルみたいに細い人ばかりで、太って見えるという設定。

もともと、新聞記者になりたかったのに、たまたまファッション雑誌に就職・・・
あるとき、編集部の男性とランチを同席したのですが、その場面もおもしろい。

女の子が「コーンチャウダー」と「パン」を選んだのですが・・・ここでイヤミが・・
「ほほー、興味深い選択だね、コーンチャウダーは太ももを太くするんだよ」なんて。

その男性も、まわりの女性も、もっているのは「サラダ」のみ・・・
たしかに、コーンチャウダーは、生クリーム・牛乳・バターがたっぷりで高カロリーです。

だから、「君のサイズは○号だろう、この業界で着られる服はないね」などと言われることに。
仕事はトロイ、サイズはでかい、センスはダサい、着られる服はない・・・と、けなされます。

また、他のアシスタントが、編集長とパリのファッションショーに行くときのこと。
パリでドレスを着るため、細い彼女が、さらにダイエットしていました。

「なんにも食べずに、倒れそうになったら、チーズをかじるのよ・・・」と教えてくれました。
「これは効くのよ~!」といっていましたが、すごい方法です・・笑

その子は結局、交通事故でケガをしてしまい、パリにはいけないのです。
かわりに主人公の女の子が行くことになって、病院にお見舞いにいくのですが・・

「あんたみたいに、炭水化物を食べる人に、わたしの気持ちなんてわからない!」と。
そりゃあ、楽しみにしていたパリ行きがボツになったのでキモチはわかりますが・・・

炭水化物を食べる人に同情なんてされたくない・・・というのがすごいです。
なんか、現代アメリカのモデル業界を見ているみたいで、ちょっと参考になります。

でも、なぜか、炭水化物を食べている女の子のほうが魅力的なんですよね。
まあ、そういう映画設定だから・・・といえばそれまでですが、偶然ではないと思うよ。

みんな、ハイヒールでコツコツと歩き、薄着をしてチーズとサラダで生きている。
その細いアシスタントの女の子を観ていると、冷え性で、運動不足で、栄養不足です。

あの生活習慣でスリムボディを保つには、ほとんど食べられないでしょう。
なるほど、ランチでサラダしか食べないのも納得するというものです。

あれでは、若いというのに、炭水化物を食べれば少しずつ太るでしょう。
だから、さらにダイエットと称して、チーズしか食べられないという悲劇・・・笑

その問題をとく鍵は、基礎代謝にあります。
運動不足でカラダを冷やす生活ですから、ほんとかわいそうです。

おそらく、なんどもダイエットをして、リバウンドを繰り返しているハズです。
だから、筋肉が縮小してカロリーを消費しないし、代謝が悪く燃焼もしないのでしょう。

食事制限のみでダイエットを行うと、筋肉量が低下してこうなります。
筋肉が少なくなると、基礎代謝が低下し、消費カロリーはどんどん少なくなるのです。

さらに、筋肉が少ないので、体力がない、体温が低い、免疫力が低い・・・となります。
じっさい、映画でも、細いアシスタントの女の子は大事な仕事でカゼをひいていました。

そして筋肉が少ないから、ダイエットをやめると、リバウンドするのです。
これは、全世界共通ですから、日本だって同じ・・・というか、もっとひどい!

あなたは、食事制限だけでダイエットしようとしていませんか?
食事制限だけでダイエットしようとしても、あとが悲惨ですよ・・・涙

とくに、若いうちにダイエットすれば、食事制限で比較的成功しやすいでしょう。
でもね、何度もやっているうちに、痩せにくくなっていくはずなんです。

それが、筋肉量の低下なんですね。
ただでさえ、加齢とともに、筋肉が落ちてゆきます。

それに輪をかけて、ダイエットをすると、よけい落ちるのです。
体重が落ちるのではなく、筋肉と、お肌のハリが落ちるのです。

何度も言っているように、ダイエットをすると体内の脂肪と筋肉が減るのです。
脂肪は減ってもいいけど、筋肉も減るから、あとがタイヘン・・

それを防止するには、カラダを動かすしかありません。
でも、足が太くなるとか、腕が太くなるとか、心配はいりません。

若い男性だって、筋肉を太らせるのはタイヘンな努力が必要なんです。
女性が少しくらい運動しても、絶対に筋肉で太くなりませんから安心してください。

それに、改まって運動しなくてもいいんです。
歩くとか、走るとか、日常の生活で、「なるべく動くこと」と意識するだけでもいい。

なかでも、自転車などはダイエットに最適です。
自転車は、太モモがパンパンになるようなイメージありますが、それは間違いです。

競輪の選手なみにトレーニングすれば別ですが、そんなことは不可能です。
スポーツトレーナーに言わせると、自転車は美脚効果の高い運動なんですよ。

ただし、コツとしては、サドルを上げてください。
座るところが低いと美脚効果はありませんから、その点は注意です。

サドルは止まっている時、足がつま先立ち位になるまで上げてください。
走ってペダルが下がった時に、膝が伸びきらず、すこし余裕がある程度がいいです。

その位の高さに調整して、脚の裏側に意識を集中させて走ってくださいね。
そうすると、ヒップと脚の裏側が鍛えられ、スラリとした美脚になれます。

特に、筋トレをするにしても、下半身を意識して行いましょう。
人間の筋肉は下半身に70%が集中しています。

だから、足腰を強化するほうが効率いいし、カラダも安定します。
とくに、足腰の後ろ側を強化するようにすると、スタイルが良くなります。

ちゃんと、炭水化物を食べながら、運動をすることが大事です。
もちろん、映画のように、サラダは大事ですし、コーンチャウダーは避けた方がいいです(笑)

いままでも、ダイエットは続けるものといってきました。
とうぜん、ダイエットはやめると、また太るからです。

でも、続けるだけでも、ダメなんです。
ダイエットは、加齢とともに、進化させないといけません。

20代のとき、食事制限だけで痩せたかもしれません。
でも、同じ方法で、40代にダイエットしても成功しませんよ。

ましてや、40代や50代で、食事を少し減らして痩せようと思ってもダメです。
おそらく、思ったほど効果はでないと思います。

そして、どんどん、食事を減らすか、あきらめて太るか・・・笑
食事を減らすと、運動する気が起きなくなりますから、筋肉量が低下します。

すると、前に書いたように、リバウンドしやすいカラダとなってゆきます。
ダイエットをあきらめたら、じょじょに太ってゆくのはみんな知っていますね(笑)

だから、ダイエットは進化させることが必要です。
食事と運動、そして考え方が大事です。

いままで、食事制限だけだった人は、運動を取り入れてみる。
運動だけだった人は、食事制限を加えてみる。

食事も運動もやっていた人は、マッサージもやってみる。
加齢とともに、ダイエットは工夫して進化させることが大事です。

しかも、つらいダイエットではなく、楽しくやることが必要です。
つまらない方法では、やっぱり長続きしませんからね。

ワタシのメルマガやテキストはそのためにあります。
こんど作るマニュアルは、「ダイエットを進化」させる方法も充実させます。

いろいろ、考えていますよ。
ぜひ、お楽しみに!

アドバイス、質問、感想は遠慮なく、このメルマガに返信してください。
そのまま返信すると、船田まで届くようになっています。

それではまた来週お会いしましょう♪  船田和成
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