107【ダイエットは血糖値コントロール】

血糖値というのを聞いたことがありますよね。
血糖値とは、血液中にあるブドウ糖の割合です。

ブドウ糖はカラダのエネルギー源としてホルモンで一定に保たれています。
少なければカラダも脳も機能しなくなり、多ければ病気になります。

非常に大事な役割のあるブドウ糖ですが、これが常に多くなると糖尿病といわれます。
血糖値が高いままだと、血管が詰まり、カラダの機能を失う可能性が高いのです。

そういう意味では、<糖尿病=血糖値コントロール>でもあるのです。
しかし、ここでいう血糖値コントロールとは糖尿病のことではありません。

じつは、この血糖値を意図的にコントロールするのが、ダイエットのキモなのです。
健康な方であれば、空腹時は血糖値が低めで、ごはんを食べると少し上昇します。

血糖値が低い状態を「低血糖」といい、めまいがしたりやる気がおきなかったりします。
まあ、いわゆる「お腹がすきすぎた状態」のことを想像すればわかりますね。

これは、つまり「ダイエットの状態」とも言えるものです。
空腹感だけではなく、脱力感、集中力の低下、イライラ、めまい、冷や汗なども起こります。

この状態で、仕事や家事をやれといっても、なかなかできるものではありません。
つまり、低血糖になってしまうほど食事を減らすとダイエットを続けられないのです。

ダイエットで大事なのが、食事の量を減らしつつ、「血糖値を下げない」ことなのです。
かといって、甘いジュースやお菓子など、常に血糖値を上げてしまうと糖尿病になってしまう。

ブドウ糖というのは、ごはんや砂糖など、炭水化物の一種です。
炭水化物は「単糖類」「二糖類」「多糖類」に分類され、体内でブドウ糖に変換されます。

単糖類は「ブドウ糖」「果糖」「砂糖」などで、分子がひとつでできています。
二糖類は「乳糖」「ショ糖」「麦芽糖」などで、分子がふたつでできています。
多糖類は、「でんぷん」「グリコーゲン」「セルロース」などで、複数の分子から構成されています。

単糖類は分子がひとつでシンプルなため、消化が早く、すぐにエネルギー源になります。
多糖類は構造が複雑なために、ゆっくりブドウ糖に変換されてゆきます。

いっけん、単糖類の方がエネルギー補充に良さそうです。
しかし、単糖類で急激に上昇した血糖値はホルモンの働きですぐに下がってしまうのです。

そして、すぐにまたエネルギーを補充する必要が生じて食べたくなる。
これは、体調管理にも、仕事能率にも、ダイエットにも悪循環ですね。

また、血糖値の急激な乱高下はカラダとココロを安定させるのが難しくなります。
いわゆる、低血糖症になりやすく、気分のムラを作り、キレやすくなる傾向があります。

いっぽう、多糖類はブドウ糖に変換されるスピードが遅く、ゆっくり血糖値が上昇します。
そして、数時間かけて上昇し、ゆっくり下降してくるのです。

そのため、カラダとココロの安定が保たれ、次の食事まで落ち着いた状態となります。
そのため、デンプンを多量に含む穀類(お米など)を食べるとおなかが落ち着くわけです。

だから、食事に「ごはん」を食べると体調管理に良いわけですね。
ちなみに、デンプンも種類によって消化のスピードが違うことがわかっています。

これを「グリセリック指数」といいます。
いわゆるGI値ですね。

パンやジャガイモは多糖類ですが、ブドウ糖に近い速さで消化されます。
ぎゃくに、玄米や果物・豆類などは消化がゆっくり進み、血糖値の上昇が緩やかです。

私のオススメする、シンプルダイエットは、血糖値のコントロールに主眼をおいています。
つまり、低血糖にもならないし、急激に上昇して血糖値が乱高下もしないという方法です。

そのため、ココロとカラダの状態が安定しており、ラクにダイエットできるのです。
果物やしょうが紅茶を朝食にし、ごはんや玄米を主食にするからです。

また、おやつを上手に食べることにより、超小食を可能にしています。
この方法で総摂取カロリーを減らすことにより、ラクに食事制限ができるのです。

ちなみにしょうが紅茶に入れる「てんさい糖」ですが、普通の砂糖とは違います。
砂糖は【単糖類】ですが、てんさい糖は【多糖類】で、消化が緩やかなのです。

また、リンゴのGI値は果物の中でもきわめて低い数値でダイエットに向いています。
ニンジンのGI値は高いですが、ビタミン・ミネラルの補給に最適と考えています。

ニンジンリンゴジュースとてんさい糖入りしょうが紅茶のセットがバツグンの効果を発揮します。
血糖値を安定させつつ、老廃物の排出力は最強で、さらにビタミン・ミネラルの補給ができます。

これほどダイエットに向いた朝食もなかなかナイと思いますよ♪
ぜひ、まだ試したことのない方は、この春にチャレンジしてみてはいかがでしょう!

この朝食にすると、「快適な空腹」という現象が現れます。
つまり、血糖値が安定していて、なおかつおなかが空っぽなのです。

これは、とても仕事能率の良い状態です。

お腹がいっぱいだと、仕事はできないし、眠くなります。
しかし、空腹だと低血糖になってイライラしたり・・・

この「快適な空腹」という快感を、ぜひ、オタメシください。
この状態で行うエクササイズは、また格別ですよ♪
カラダが新生しているような気分ですから。

詳しくはテキストを読んでみてね。

今日も、最後まで読んでくれて、どうもありがとう。

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【編集後記】
現在、また新しいテキストを作成中です。
近いうちに公開できますので、お楽しみに♪
詳細は、まだ ヒ・ミ・ツ。
それではまた来週~♪ 船田☆

 

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