106【ダイエットをする理由】

あなたは、なぜダイエットをするのでしょう。
そんなことを考えたことはありますか?

動機にはいろんなことがあると思います。
しかし、一定のパターンはありますね。

それぞれの理由と、最後に対策を書いておきます。
対策とは、「ダイエットを続ける対策」です。

ダイエットとは、続けることがすべてだからです。
続けることができれば、それは成功したことになるのです。

パターン1
「コンプレックスからダイエット」
いわゆる、他人と比べて自分は・・・という感情です。
または、知人に傷つくことを言われた・・・という方もいるでしょう。

こういう場合、「くやしさ」がバネになると思います。
いっけん、強そうな動機ですが、長続きは難しいです。

なぜなら、悔しさというのはネガティブ(消極的)な理由です。
しかし、ダイエットとは、非常にポジティブ(積極的)な行為です。

しかも、コンプレックスになるだけの理由があったはずです。
だから、他の人より、より努力しないと続かないのです。

さらに、続かなかった場合、ココロの傷が後遺症になりますしね・・・
つまり、コンプレックスからのダイエットは難しいのです。

パターン2
「もてたいからダイエット」
これは若い人の理由かと思いきや、そうでもないのです。
つまり、「あこがれ」が入っているんですね。

カッコイイ女優さんや、芸能人を見て、あこがれる・・・
わたしも、あんな風になりたいという憧れです。

歳は関係ありません。
いくつになっても、キレイな人はキレイですから。
もちろん、若い独身の方なら当然でしょう。

この場合、発想はポジティブ的でいいんですけど・・・
はっきりいって、「目標が明確になっていない」のです。

もちろん、理想の芸能人などは明確なのです。
しかし、そのカラダになるための「すさまじい努力」を考えていません。

そのため、そんなに簡単に理想の人になれるわけがありません。
つまり、現実的な努力ができないから、あっさりと挫折します。

パターン3
「流行っているからダイエット」
テレビや雑誌の情報が大好きな方がこの分類です。
これらのメディアでは、つねにダイエット情報を流しています。

特にテレビなどは見せ方が上手ですからその気になります。
やってみたくなる気持ちはわかりますが、やっぱり続きません。

だって、つぎからつぎへと違う方法が紹介されます。
毎日違う方法を紹介されたら、ひとつの方法にこだわっていられません。

自分の目的がはっきりしなければ、情報に流されるままです。
現代では、情報収集は大事ですが、情報を捨てることも大事なのです。

パターン4
「洋服が入らないからダイエット」
季節のかわりめになると流行るダイエットです。
洋服に入らないので、体重を量ってみると・・・笑

しかし、現実に入らなければ、違うのを着るしかありません。
サイズの大きいのを着てしまったら、もとには戻れませんよね。

気持ちばっかり「ヤバイ」と思うのですが、実際、何も困らない。
サイズの合わない洋服はたんすの肥やしとなるわけです。

パターン5
「健康診断直前のダイエット」
これは働いている人に見られる特徴です。
会社では毎年健康診断がありますからね。

しかも、会社の場合、メタボにひっかかれば改善を求められます。
ひっかかるとメンドウだから、直前になってダイエットするわけです。

この場合、健康診断が終わったとたん、なにもしなくなります。
ですから、ダイエットというより、「健康診断対策」といえるでしょう。

パターン6
「病気のためにダイエット」
パターン5が長く続くと、病気になります。
これは医師から強制的に指導されるダイエットです。

まあ、ダイエットしなくてもいいのですが、自分が困ることになります。
人間、本当に困るとなんとかしようとするものです。

実際、私がダイエットで成功したのもこの段階です。
皮膚病を治療するために実践した食事療法でダイエットに成功しました。

病気というと、ネガティブな感じですが、意外と効果があるダイエットです。
なぜかというと、「病気を治そう」という、ポジティブな精神態度があるからです。

それは、「治らなければ困る」理由があるからです。
積極的な人生を生きようと考えているからダイエットが成功するわけですね。

パターン7
「職業上の理由でダイエット」
仕事の都合でダイエットしなければならない人もいます。
ボクサー、ダンサー、モデル、ボディビルダー、俳優など、いろいろあるでしょう。

こういうダイエットは必ず成功します。
ダイエットというより、生活の一部なんですね。

俳優など、役柄によって太ったりすることもあるでしょう。
しかし、それ以外の場合は、通常も痩せ型体型を維持しているはずです。

これはダイエットというよりも、生き方の問題です。
つまり太らない生活スタイルが確立しているのです。

以上、様々な理由によるダイエットがあります。
こうしてみると、失敗するダイエットには傾向性があるようですね。

  • ネガティブな発想ではダイエットが成功しない
  • 目標がはっきりしないダイエットは成功しない
  • 不要なダイエット情報を捨てないと成功しない
  • 自分が本当に困らないとダイエットは成功しない

 

ぎゃくに、成功するパターンもあります。

  • ダイエット成功しないと生きていけない
  • ダイエット成功しないと仕事ができない

つまり、生活がかかっていると成功するといえます。
ようするに、本当に困らないとダイエットは成功しにくい・・・・

もちろん、パターン1~5がダイエットの動機でもいいのです。
しかし、その理由だけでは「絶対に長くは続かない」のです。

消極的な理由で始めたとしても、「気持ちの変化」を見逃さないことです。
それは「気持ちがいい」「体調がいい」「新たな目標を発見した」などの積極的な理由なのです。

食事療法にしても、エクササイズにしても、まずは実践しないと始まりません。
しかし、長続きさせるためには、自分のココロとカラダの変化を見逃さないことです。

ダイエットの方法は変更してもいいのです。
むしろ、ココロとカラダが変化したら、ダイエット法も変化してくるはずです。

それは「自分が進化した」からに他なりません。
そして「新たなヨロコビ」を感じているから続けられるのです。

ダイエットをして気持ちがいいのはヨロコビでしょう。
ダイエットをして新たな目標ができたら、それは向上心の表れです。

ヨロコビと向上心がダイエットを続ける秘訣です。
こういった積極的な考え方を自分のココロに発見できるかどうかです。

自分のココロと対話する。
自分のカラダと対話する。

自分にとって、本当の幸福とは何か?
自分にとって、本当に楽しいことは何か?

それが、「あなたがダイエットをする本当の理由」なのです。
「本当の理由」がわかれば、後は技術論だけです。

ダイエットは目的が大事です。
それが理解できれば、あとは生活習慣ですね。

今日も、最後まで読んでくれて、どうもありがとう。

質問、感想は遠慮なく、このメルマガに返信してください。
そのまま返信すると、船田まで届くようになっています。

  • *――――――――――――――――――――――――――*◇

【編集後記】
いよいよ、春らしくなってきました。

とはいえ、最近、春らしい春がなくなったような・・・
そして、秋らしい秋もなくなったような感じ・・・

私は仕事柄、毎日天気を確認してしみじみ感じます。
日本は、「四季」といえなくなってきたようです。

私が思うに、「夏」「冬」「雨季」になった感じです。

最近、春は雨ばっかり降っています。
そして、雨がやむと、すぐに真夏日になります。

夏は長くて、ちょっと涼しくなると、もう雨ばっかりです。
そして、雨がやむと、もう12月なのです・・・

そのうちバナナやパイナップルの産地になったりして。
ぜひ、日本の美しい四季を取り返したいものです・・・
それではまた来週~♪ 船田☆

◇無料メルマガに登録する◇

◇無料テキストを読んでみる◇

 

menu1

menu2

menu3

menu4

menu5

menu6

menu7

menu8