第100話「続けられるダイエット」
世の中、いろんなダイエット法があります。
テレビや雑誌にも毎日のように紹介されています。
高額なテキストとしてネットで売っているものも多いです。
それらの中には、良い方法もあるでしょう。
でも、けっこう、イイカゲンなものもあるでしょう。
それらのセールスレターや紹介を見ると、やってみたくなりますね。
コレさえやれば、必ずダイエットに成功できる! みたいな・・・笑
でも、私は思うのです。
それは幻想じゃないかなっ・・・てね。
それらは、いわゆる「目新しい」ことなんです。
あなたは平凡な日常に飽きているのかもしれません・・・
ダイエットは何か特別なことをしたら痩せるわけではありません。
高額なテキストやサプリメントを買えば痩せるわけではないのです。
もちろん、マジメに実践すれば、効果はあると思います。
でも、目新しい方法というのは、飽きるんですよね・・・
はっきり言って、ダイエットは「続けることがすべて」です。
コトバを変えれば、日常の生活そのものです。
食事に工夫し、運動し、規則正しい生活にする・・・
これって、ダイエットとしては超普通ですよね。
でもね・・・、超普通というのは難しいんですよ。
超普通のことができないから、目新しい方法にひかれるのです。
コレって、生き方とおんなじです。
あなたも、自分はどう生きたらいいのか・・・と、考えたことがあるでしょう。
そんなとき友人が「普通に働いて、普通に結婚して、子供を育てる」といったら・・・
えー、そんなんでいいの?
それじゃ、普通すぎてつまんないよ・・・
そう思うかもしれません。
もっと、未知の世界で成功してみたい・・・と。
でもね、「普通に働いて、普通に結婚して、子供を育てる」ことが難しいんです。
はっきりいって、これが普通にできたら、人生の成功者といえませんか。
会社勤めでもおなじでしょう。
サラリーマンやパートなんてバカにする人もいるでしょう。
でもね、サラリーマンが勤まらない人は、社長にも起業家にもなれません。
普通に働くことが出来ない人は、何をやっても勤まらないのです。
ダイエットもおなじです。
食事に工夫して小食にする。
運動して代謝を高める。
超普通で、おもしろくありませんね。
でも、これが出来ない人は、何をやっても成功しません。
コレこそ、ダイエットのキホンだからです。
コレを無視して、他にどんな方法をやっても絶対成功しません。
コレにプラスして、さらにテキストやサプリで工夫するなら成功が加速します。
しかし、キホンを無視して、目新しい方法を実践しても挫折するでしょう・・・
ネットで販売している高額なテキストを買ったところで同じです。
ダイエットにとって、「小食」と「運動」は避けて通れないのです。
もちろん、運動しなくても、小食になれば痩せることは可能です。
しかし、美しいプロポーションは筋肉と骨格が作っているのです。
運動しなければ、美しくなりません。
ただのガイコツ人間になるだけです・・・涙
また、運動だけでは痩せることができません。
運動しても、食事の工夫がなければ絶対に太りますから・・。
さらに、食べないダイエットは危険です。
カロリーを摂取しないと、人体は筋肉から栄養を搾り出します。
その結果、自然なプロポーションは崩壊します。
そしてカラダボロボロの悲惨なガイコツ人間になるのです。
これは、美しいとはいえません。
それに、会社勤めも出来なくなる可能性があります・・・
ネットの高額なテキストはセールストークが上手です。
だから、コレさえやれば痩せるような気がします。
でも、買ってみたら・・・
「やっぱり」・・・・です。
いうなれば、スポーツクラブに入会したようなもの。
でも、スポーツクラブって、運動しなければ効果ありませんから・・・笑
入会しただけでは、なんの役にもたっていません。(お金を払っただけ)
高額なテキストも同じなんです。
ダイエットのキホンを無視したテキストはありえません。
テキストはダイエットのキホンを実践するための知恵なのです。
中には、本当に目新しい方法で成功するものもあるでしょう。
でもね、それは「止めたら太る」ダイエット法です。
その方法を実践したら、痩せるのかもしれません。
でも、普通の生活にもどしたら、また太るしかないのです。
現代では、普通に生活すると太ります。
やせている人は、何か工夫をしています。
または、太らない生活習慣が身についているのです。
本当のダイエットとは、生活習慣なのです。
ずっと続けられる方法でなければ、成功したとは言えません。
では、そのダイエット習慣はどうすれば身につくのか?
それは、「成果を実感したとき」なのです。
私が玄米を勧めるのも、成果を実感したからです。
まったくカンタンに痩せることができました。
私がしょうが紅茶を勧めるのも、成果を実感したからです。
なんの苦痛もなく、半日断食が毎日できます。
運動も同じ。
運動するのは時間がかかるしメンドウです。
しかし、初めてしまえば気持ちいいのです。
筋トレでも、整体的体操でも、気持ちいいのです。
私のすすめる「真向法」も「エゴスキュー」も、気持ちいいのです。
私が勧めているのは、効果があって気持ちいいものだけです。
辛くて苦しい方法は続きません。
ぜひ、毎日の習慣にしてください。
もちろん、出来ない日があったっていいんです。
私だって、カンペキな日々を送っているわけではありません。
毎日仕事に追われて、サボりながらやっています。
しかし、やめることはないのです。
完全主義にならずに、いい加減に続けることが大事です。
80点でも、70点でも、いいじゃありませんか。
少しでもやれば、0点ではありません。
あまり、自分を責めてはダメですよ。
次回は、そのあたりの気持ちをかいてみましょうかね・・・
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【編集後記】
この間、「ザ・ムーン」という映画を見ました。
アメリカのアポロ宇宙計画を中心とした映画です。
この映画、CGは何も使っていません。
すべて、実際の映像を使っています。
人類が月面に到着して40周年を記念する、奇跡のドキュメンタリー映画です。
40周年といっても、月面に立ったことがあるのは、わずか12人にすぎません。
その人たちの「語り」と「NASAの秘蔵映像」で構成されています。
不思議なことに、宇宙から地球を見ると、人生観が変わるようです。
宇宙飛行士の語るコトバ、ひとつひとつがとても大事なメッセージでした。
それは、人類全体に対するとても重要なメッセージだと思います。
環境問題に悩む人類に必要なメッセージです。
民族の対立や戦争で苦しむ人類に必要なメッセージです。
世界同時不況で苦しむ人類に、重要なメッセージが隠されているようでした。
宇宙から地球を見ると、なにがわかるのか・・・
それは、地球を、人類を、自分を、見つめなおすことになるのです。
人間の、自分の、客観的な立場がわかるということなのかもしれません。
そうすると、毎日あたりまえの日常が、本当は奇跡なんだと感じるのでしょう。
私が印象的だったのは、こんなコトバ。
「われわれは、60年代が終わるまでに、人類を月に送り、
地球に無事帰還させる」(ケネディ大統領)
「私には2つの月がある。ひとつはみんなと同じように空を見上げる月、
もうひとつは、若いころに行った、あの場所・・・」
「宇宙がいかに広大か、地球がいかに繊細か、思い知らされる」
「遠く離れた月で、親指を立てると、その裏に地球がすべて隠れる。
私たち人間は、とても小さな存在なんだ」
「地球は、この宇宙という広大な砂漠に浮かんでいる、
奇跡のオアシスだったのだ」
「帰還してから各地を公演して言われたのは、アメリカはやりましたね・・・ではない。
『人類は、ついにやりましたね』だったんだ」
「われわれ人間は、なんて小さな存在だろう。だが、なんて幸せなのだろう。
この美しい地球に、肉体をもって生まれて、人生を謳歌できる」
「宇宙に行ってから、地球のどんな悪天候でも、幸せに感じるようになったよ」
「人間は、なんでいつも不平不満を言っているのだろう・・・
本当は、エデンの園に住んでいるというのに」
公式サイトを見ているだけで、ちょっとうるうるしてしまいました・・・
いろんな映像やコトバが紹介されています。
興味のあるかたは、のぞいてみてね♪
http://themoon.asmik-ace.co.jp/ (ザ・ムーン 公式サイト)
それでは、また来週~♪