いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
ダイエットすると栄養不足になる！？
じつは栄養不足が病気を招いているのです。
中高年になると
健康診断の数値が気になりますよね？
会社員は年に1回検診を受ける義務があるし、
健康診断に合わせてダイエットする方も多いと思います。
しかしダイエットして体重が減っても問題があります。
体重が減れば「血糖」や「血中脂質」が改善しますが、
意外と「肝機能」の数値が悪化したりすることが多いのですね。
肝機能の検診では
AST・ALT・γ-GTP・LDH等があります。
ASTの数値が悪いと、肝細胞の破壊が進んでいる状態です。
ALTの数値が悪いと、同じように肝細胞の破壊が進んでいる可能性があります。
γ-GTPの数値が悪い方は、お酒や薬や肥満の悪影響が進んでいる。
LDHの数値が悪いと、消化液である胆汁酸が漏れだしている可能性があります。
いずれも肝機能の低下につながり、
そのまま放置しておけば病気になる可能性が高いのですね。
しかし健康診断の指標は分かりにくいし、
医師のコメントは、食べ過ぎ・飲み過ぎを控えましょう・・・位ですよね？
これでは何のアドバイスにもなっていません。
食べ過ぎを抑えてダイエットしても肝機能は改善しませんし、
飲み過ぎを抑えるのは一般常識なので、そんなアドバイスでいいのかと思います・・・。
これで健康診断の意味があるのか疑問ですが、
はっきり言えば「医師は栄養学を学んでいない」ので仕方ないですよね。
じつは肝機能の悪化につながるのは「栄養不足」です。
必要な栄養が足りないからこそ、機能が低下して数値が悪くなっているのです。
ASTの数値が悪い方は、ビタミンB６不足が疑われます。
同時に、たんぱく質も不足していますので食事の改善が必要です。
ALTの数値が悪い方も、同じくビタミンB６が不足です。
さらにたんぱく質も不足して、アルコールなどの悪影響もあるかもしれません。
γ-GTPの数値が悪い方は、たんぱく質が不足しています。
LDHの数値が割る方は、ビタミンB３が不足しているようです。
つまり肝機能の低下は
ビタミンB群とたんぱく質の不足なのですね。
特にビタミンB６は「たんぱく質の合成」に必要で、
不足するとせっかく体内にあるアミノ酸の活用ができません。
またビタミンB3（ナイアシン）も、
糖質や脂質の分解をサポートする重要な栄養素です。
ダイエットにたんぱく質は気を付けていても、
意外とビタミンB群を気にしていない方が多いのかもしれません。
ビタミンB6はいろんな食材に少しずつ入っていますし、
腸内細菌の善玉菌が作りだしてくれる栄養素でもあります。
しかし食事を極端に減らすダイエットや、
糖質制限などをすると不足したり欠乏したりすると思います。
比較的多くビタミンB6を含む食材は、
カツオ・マグロ・サンマなどの魚やレバー・バナナ等があります。
朝食でバナナを食べ、
夕食で魚やレバー料理を食べるといいかもしれません。
ビタミンB3のナイアシンも、
魚やレバーなどに多く含まれるようです。
そしてもうひとつ大事なのが食物繊維を食べること。
じつは食物繊維を善玉菌が食べることでビタミンB群を作ってくれます。
食物繊維は栄養ありませんが、やはり必要なのです。
ただし食物繊維は「サラダ」だけだと不足しやすいので注意してください。
サラダの食物繊維は少ないのです。
かりにレタスで1日に必要な食物繊維を食べるなら5個位食べないと・・・笑
実は多く食物繊維を含むのが
穀物・イモ類・豆類ですので覚えておくといいですね。
お米や小麦は食物繊維が多いのです。
小麦はいまさら勧められませんが、
おそらく日本人はお米から半分以上の食物繊維を補給しています。
ご飯を食べないと便秘するでしょう？
これは食物繊維が不足して便のカサが減っているのです。
ダイエットのために糖質制限をすると、
食物繊維が減って腸内環境が悪玉菌優勢になりかねません。
するとビタミンB群の摂取量も減って、
食べた物が上手に使われずに捨てられることになるのです。
ダイエットの大事な点は、
いかに摂取カロリーを抑えつつ、必要な栄養素を食べるかです。
そのため栄養価の低い加工食品は食べない方がいいし、
栄養補給のサプリメントは上手に利用した方がいいと思います。
ダイエットは栄養補給がキモですよ！
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