いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
私も仕事の一環として
テレビの健康番組やダイエット特集はチェックしています。
内容はほとんど知っているのですが、
やはり紹介する切り口が新鮮でなるほどと思うのですね。
こうして記事のネタになったりします＾＾
先日も赤味噌の話が良かったです。
健康番組で糖尿病になりにくい地域を紹介していたのです。
糖尿病にならない全国一位は愛知県だそう。
その理由は「赤味噌」にあったという話が紹介されていました。
この話を
「へー、そうなんだ」で終わらしたらダメです（笑）
※写真は普通のあわせ味噌のみそ汁
糖尿病になり難いということは、
つまり「血糖値の上がり過ぎを防ぐ」食材ということです。
太る原因は血糖値の急上昇です。
緩やかに上昇するなら良いのですが、急上昇が太る原因です。
血液中でブドウ糖が余ると血管トラブルが増えるのです。
そこで体の防衛反応で余ったブドウ糖を中性脂肪に作り替えてしまうのですね。
それが太る原因です。
しかしなんで体に必要なブドウ糖が悪者なのか？
その理由が近現代の「精製した糖質」が原因なのです。
つまり、砂糖・白米・小麦粉ですね。
この3兄弟はいつも太る原因になっています。
その血糖値を上げにくい味噌なんですよ！
ここで「こりゃスゴイ！」と驚いて欲しいですね～！
もともと味噌は健康効果が高くて
日本人が健康でいられたのは味噌汁を飲む習慣があったからではないかと思っています。
健康でいられた・・・と書くのは寂しいですが、
最近はみそ汁を飲む方がかなり減っていると思うので残念ですね。
少し前にあった「減塩ブーム」が原因の一部かもしれません。
料理をしない方が増えたのと同時に味噌汁の塩分が悪者になったからですね。
しかし最近の研究では塩分の多いみそ汁ですが、
血圧を下げる成分もあるので血圧の悪影響より健康効果の方が大きいという結論です。
しかも塩分を排出する野菜や海藻を具にします。
だから塩分を心配することなく毎日飲んだ方がいいと思います。
ぜひこれを機会に食事を見直してみてはいかがでしょうか？
そして、せっかくみそ汁を飲むなら「赤味噌」です。
愛知県では八丁味噌といいますが、これは愛知県で昔ながらの呼び名です。
長期熟成させた濃い色の味噌が血糖値を調節する働きがあるのです。
それが赤味噌に多く含まれる「メラノイジン」という成分です。
これは大豆に入っていないです。
味噌を発行させる過程のメイラード反応で作られる成分のようですね。
赤味噌は2年から3年もの時間をかけて熟成します。
ところが白みそは2か月位ですし、淡色系の味噌も半年位でしょう。
同じ味噌でも熟成期間が全然違うのですね。
実際のところはメーカー製の「あわせ味噌」が多いと思うので選ぶときに注意しましょう。
選んで欲しいのは大豆を主原料にした赤色の味噌です。
一般的な味噌は米や小麦も原料になっていますが、健康効果は大豆の味噌がいいです。
関西は米を使った白味噌が多いと思います。
四国や九州の方では麦を使った味噌が多いですね。
愛知県は大豆を使った赤味噌が多いわけです。
健康ダイエット効果の高いメラノイジンは濃い赤色の味噌に含まれます。
白い味噌も甘くて美味しいですが、メラノイジンは入っていないようですね。
さてこの「メラノイジン」ですが健康効果がスゴイです。
「血糖値を上げすぎない成分」はダイエットに有効ですが、それだけじゃないです。
強力な抗酸化作用があるようで、細胞の老化防止にとてもいいです。
さらに赤味噌に多い遊離リノール酸という成分がメラニン合成を抑制するそう。
つまり、シミやソバカスの予防にもなるのです。
まとめて言えば、美肌とダイエット効果がとても強いわけですね。
これは飲まなきゃ人生損しています。
熟成期間が長いので価格は少々高めです。
しかしその価値を考えれば安い買い物と言えますよね。
大豆製品なのでアミノ酸も多いです。
不思議なことにお米のアミノ酸と大豆のアミノ酸を合わせると吸収率が良くなります。
お米だけ、大豆だけでは、
やはり植物性のアミノ酸の悲しさで吸収率がいまひとつ。
不足するアミノ酸があると体内で利用できないのです。
しかし合わせて使うと弱点を補えるのですね。
昔の日本人が粗食でも耐えられたのは「米と味噌」のおかげだと思っています。
逆にいうと、玄米と野菜ばかり食べていると栄養不足になります。
それだとアミノ酸が不足するので体の原料が足りないことになりますからね。
だから米と大豆の組み合わせが大事なのです。
ちなみに小麦と大豆ではアミノ酸バランスが悪いので吸収率はよくないままです。
ここは注意点ですね。
パンや麺類と大豆ではアミノ酸の吸収率がいまひとつです。
赤味噌のみそ汁で野菜や海藻を毎日食べると美肌ダイエットになりますよ。
お店で買う時は色と同時に「容器の穴」に注目しましょう。
味噌の容器に小さな穴が開いている商品は味噌の熟成が続いていることを意味しています。
多くの味噌は加熱しているので熟成は止まっています。
味噌の成分表で「酒精」と書いてある商品も発酵を止めている物ですね。
熟成させた方がメイラード反応が強くなるので、
ダイエット効果を狙うなら熟成が続いている味噌を選びたいものです。
これはあわせ味噌などだとよくわかります。
お店に行くと、同じ商品なのに色が違う味噌があることが多いです。
これは店の棚で熟成が進んだわけですね（笑）
簡単に言えば古い味噌なのですが、この場合は古い方が歓迎です。
ぜひみそ汁の効果を見直してみましょうね。
※写真は八丁味噌
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