いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
ダイエットと言えば糖質制限。
最近はすっかり定着した感じがあります。
しかしこの方法は
今から40年以上前に流行して廃れました。
当時はアトキンスダイエットといわれていましたが、
今の糖質制限というかご飯など炭水化物を食べない方法とそっくりです。
それが2013年ぐらいから
再び人気がでてきているという状態でしょうか。
しばらく廃れていたということは、
上手く行かない方が続出したから人気が落ちたのでしょう。
いまの糖質制限ブームも
おそらく消えてなくなると思います。
それに、ほんとに言葉そのものが分かりにくい。
糖質は制限しないと痩せませんが糖質を排除したらダメなのです。
お菓子や炭酸飲料を避けて
ご飯や麺類の食べ過ぎを控えるなら賛成です。
しかしご飯や麺類やパンをまったく食べないとか
イモ類や根菜まで食べないなら危険な食事と言っていいです。
場合によっては「穀物は人間に合わない」と発言する医師もいます。
そして、穀物が栽培される前は狩猟採集時代なので肉が主食だったとか・・・。
パレオダイエットという方法もありますが、
原始時代に習って狩猟採集時代と同じような食生活にする方法ですね。
ハリウッドセレブに人気の方法といいます。
しかしそんな話を信じていたら人生を損していますよ。
原始時代は肉食だと思っている人がいたらマンガの見過ぎでしょう。
私が子供の頃には
「はじめ人間ギャートルズ」というマンガが放映されていました。
1970年代のテレビアニメです。
ここでは食事として「マンモスの肉」がよく出てきました。
こんなイメージを持っている人が多いのかもしれません。
しかし、これはイメージの作品なので、事実ではないのです。
日本に限っていえば、
稲作が始まったのが弥生時代と言われています。
それより前の縄文時代は狩猟採集で食事を賄っていたと考えられています。
しかし縄文時代の主食は栗などの木の実が中心だったことが分かっています。
肉を食べることもあったと思いますが、
めったに食べることが出来ない貴重品であったと思います。
肉よりは魚介類の方が多く食べていたと思います。
そして主食は木の実ですから、糖質はたっぷり含まれています。
そもそも縄文時代の食事で
健康で生きていけるなら、稲作など始める必要がありません。
食料増産の必要があって稲作が始まったのです。
だからこそ、日本は2000年以上も米を主食にしてきたのです。
つまり、米を育てる方法以外に国民が生きてゆく方法がまだ見つかっていないのですね。
これは、現代でも全く変わっていない食糧事情なのです。
日本は流通が発達しているので、
何でもおカネを出して買えば食べ物は手に入ります。
しかし世界中の状態は食料が不足して飢えている方が多いのです。
日本は稲作技術の発達により飢えることなく人口を1億人以上に増やす事ができました。
他の国では気候風土の違いにより、
小麦であったりジャガイモであったりトウモロコシであったり。
基本的には穀物とイモ類で人類は生きています。
肉を主食にするというのはごく一部の人以外、今の科学技術では絶対に不可能なんです。
だから先進国の人間がみんな肥満しているからと言って、
全世界的に肉食が中心になるということは絶対に無理なんですね。
穀物が人類を不幸にするという考え方は
はっきり言って間違っていると思います。
現代人は文明の利器によって運動不足になりました。
だから昔のような食べ方をすると太るようになっただけです。
そして米や小麦などの糖質を食べずに、
お腹を満たそうとしたら大変なことになってしまいます。
それに現代の日本人は、
基本的にはお米や小麦で育っています。
だから、お米と小麦を抜いた食事では、
はっきり言って、体も心も満足しないはずですよ。
腸内環境が乱れて体調が悪くなるでしょう。
それにご飯や麺類を食べないと落ち着かないから、
かえってお菓子のドカ食いなど異常な食欲にならないでしょうか？
お米を食べないで我慢して、
我慢できずにお菓子を過食するなんて馬鹿げています。
それなら初めからご飯をちゃんと食べることです。
日本人として生まれた方はご飯から離れることは難しいです。
だからこそ、上手にお米や小麦と付き合いつつ、
太らないような食べ方を工夫しないとダイエットはできません。
お米を食べないダイエットなんて、
すぐに廃れてだれも見向きもしなくなるのは時間の問題ですね。
一時的に実践するのは意味がありますが、
長期間にわたって糖質を排除するのはやめた方がいいです。
ハッピーダイエットでは、
お米と上手に付き合う方法を提案しています。
その方が心も体も喜びますよ。
ご飯を食べても太らない方法なんていくらでもあります。
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