いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
何をしても痩せない。
ダイエットに悩む女性からよく聞く言葉です。
本当に何をしても痩せないのでしょうか？
通常は食事を減らして運動をするというのがダイエットの王道と思われています。
しかしこれには落とし穴があるんです。
じつは「やっていないこと」があるわけですね・・・。
たくさん食べたら太りますが、
食べなければ痩せる訳ではありません。
食事で減らさなければならないのは、
血糖値を急上昇させるＧＩ値の高い「精製炭水化物」です。
砂糖の多いお菓子やスイーツ。
パンや麺類や粉物食品と白米など。
これらは減らした方がいいのですが、
ＧＩ値の低い炭水化物は食べた方がいいのです。
そして大事なことは、
栄養が足りないと痩せることができません。
理由はいくつかあります。
栄養が足りないと・・・、
・体脂肪が燃焼できない⇒痩せない
・食べた糖質が燃焼しない⇒だるい、疲れやすい、意識もうろう
・栄養が足りないと筋肉が減る⇒基礎代謝が低下して太りやすくなる
ダイエットに直接関係があるのはこの3点でしょう。
栄養が足りないと
痩せないし、だるくて疲れやすいし、太りやすくなるんですよ！
何をしても痩せないとお悩みの方は、
「ちゃんと栄養のある物を食べる」ことが抜けていませんか？
体脂肪を燃焼するのも、
食べた糖質を燃焼するのも、
細胞の中にあるミトコンドリアという器官が行います。
人間のエネルギー工場はミトコンドリアです。
だから、糖質からエネルギーを抽出している時は体脂肪をエネルギーに変えられません。
このエネルギー工場は、
通常クエン酸回路とかＴＣＡサイクルとか言われています。
糖質や体脂肪をエネルギーに変換する化学工場です。
このエネルギー製造過程で必要になる材料があるわけです。
糖質と脂質からエネルギーを作る時に必要な栄養素は意外と多いですよ。
原料1⇒ブドウ糖（糖質）
原料2⇒中性脂肪（体脂肪）※ブドウ糖がない時に稼働することが可能
＜エネルギー変換に必要な成分＞
ビタミンＢ１
ビタミンＢ２
ビタミンＢ６
ナイアシン（ビタミンＢ３）
パントテン酸（ビタミンＢ５）
各種アミノ酸（セリン・バリン・ロイシン・アリシン）
脂肪酸グリセロール
ビタミンＣ
グルタミン酸
クエン酸
カルニチン
他にも媒体として各種体内のホルモンや酵素が必要です。
体内のホルモンや酵素はアミノ酸（たんぱく質）や脂肪酸から作られています。
それ以外に栄養素を運ぶ道具として、
血液が必要ですし、大量の酸素が必要なのは言うまでもありません。
血液が少ないというのは物流便が悪いことを意味します。
主原料や各種材料が工場に運ばれて来るのが遅くて困ってしまいますよね。
赤血球を作る原料として、
たんぱく質、ヘム鉄、銅、葉酸、ビタミンＢ１２、ビタミンＣ等が使われるようです。
酸素が足りないと
工場の電気が足りなくて停電しているような物ですね。
これが運動不足にあたります。
有酸素運動というのはその名の通り「酸素を取り入れる運動」のことです。
あと工場のゴミを処理するのに、
下水を流す「水」も大量に必要になるのを忘れないことです。
水が不足すると
工場内がゴミにあふれて効率が悪くなります。
ここまで読んで来れば、
食べなければ痩せるというのが間違いだと分かるでしょう。
体脂肪を燃焼するには、
各種ビタミンとアミノ酸と脂肪酸と酸素が必要なのです。
体は化学工場と言っていいのです。
どんなにたくさん原料の「体脂肪」があっても
体脂肪を分解してエネルギーに変える材料が無ければ意味がありません。
それが「ちゃんと食べる」とこです。
しかし、食べ過ぎたら太るのは皆さん知っている通りです。
ここの兼ね合いが知恵の出しどころです。
必要な栄養は補給しつつ食べ過ぎて太らないようにする。
これが本当のダイエットですね。
どうか食事を減らせば痩せるという考えはもう捨てましょう。
それは古い栄養学です。
これからは「食事を選ぶ」時代ですよ。
ひとりで実践する自信がない方は、
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