いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
食事を減らしても体脂肪は減りません。
体脂肪を燃焼して痩せるには必要な栄養素があるのです。
これを知らないと、
ダイエットが成立しませんね。
痩せるには一番大事なことでしょう?
ところが一般のダイエット本やダイエット雑誌には書いていないのです。
テレビの健康バラエティー番組でも紹介していません。
少なくとも私は見たことないですが、おそらく存在しないのでしょう。
不思議ですね・・。
体脂肪を燃焼させるには、
まず体内のブドウ糖やグルコースが不足する状態が必要です。
ブドウ糖の活動エネルギーが不足してくると、
蓄えてある体脂肪がエネルギーとして活躍するのです。
これが「痩せる」ということですね。
では、体脂肪が減る時には何が起きているのでしょう?
じつは脂肪酸が燃焼してエネルギーになるには、
細胞の中にあるミトコンドリアという小器官に入る必要があります。
ミトコンドリアの中に入ると、
クエン酸回路またはTCAサイクルと言われる化学反応が起きるのです。
まず体脂肪がミトコンドリアの中にはいるには、
カルニチンという成分が必要になりますが、これは人体で作れます。
原料はアミノ酸ですが、
中高年は作られにくいのでサプリも有効です。
そしてクエン酸回路の中で必要とされるのが以下の栄養素。
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB5(パントテン酸)
ビタミンB6
鉄
マグネシウム
そして大量の酸素が必要です。
これは化学変化の結果なので、
これらの栄養素がないと体脂肪は燃焼できないのです。
つまり痩せないわけです。
これが食事を減らしただけでは痩せないという理由です。
しかし体脂肪が燃焼しないとエネルギーが枯渇しますよね?
そうすると体は動かなくなりますから、
どんな反応が起きるかというと「ものすごく糖質が欲しくなる」のです。
ご飯やパンや麺類や、
あるいは手っ取り早くお菓子など甘い物が欲しくなります。
なぜかというと
糖質から得られるエネルギーは栄養不足でも取りだせるからです。
つまりビタミンB群や鉄
そしてマグネシウムが不足していると「甘い物」が欲しくなる。
糖質由来のブドウ糖からは、
ビタミン類が無くても「少しだけ」エネルギーが取り出せるのです。
本当はもっとエネルギーが取り出せるのですが、
そこからブドウ糖本来のエネルギーを全部取り出すにはやはり栄養素が必要なのです。
糖質由来のブドウ糖もやはりクエン酸回路に入ります。
そしてちゃんとエネルギーを取り出すために必要な栄養素は以下のとおり。
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB5(パントテン酸)
αリポ酸
鉄
大量の酸素
体脂肪からエネルギーを取り出す時と似ています。
少し違いがありますが、ビタミンB群や鉄が重要なのは同じですね。
じつはエネルギーには単位があり、
通常は「ATP」という言葉で表現されています。
ブドウ糖からはじめに得られるATPはたったの「2」ですが、
その後にクエン酸回路に入って取り出せるATPは「36」になります。
そのためブドウ糖も
ちゃんとクエン酸回路で燃焼しないと十分にエネルギーが得られません。
しかしブドウ糖からはじめに得られる
たったの「2」の栄養素が欲しいがために食欲が増すのです。
栄養不足状態では、
それしかエネルギー源として使えないからですね。
効率が悪すぎます・・・。
ちなみにはじめに得られる「ATPが2」の栄養を摂りだす時に、
副産物として出来てしまうのが乳酸という疲労物質なのですがこれが問題です。
つまりビタミンやミネラルの不足した状態だと、
甘い物からわずかなエネルギーを得られる代わりに疲れやすい状態が続くのです。
しかしエネルギー欠乏状態が続くので、
疲労が蓄積したまま甘い物が止められないという状態になります。
これは辛いですね・・・。
ただ食事を減らしただけのダイエットを続けると、
慢性的にビタミンB群やミネラルが不足するので「辛くなる」のです。
この状態で体脂肪を減らすダイエットはできません。
しかし、筋肉など体の組織を削ってゆくことになるので体重は減ることもあります。
これは「痩せた」のではなく「やつれた」状態なので、
かえって体脂肪率は増えているし体力が落ちて老化を進めてしまったと言えます。
これはダイエットとは言えません。
しかしこんな方法が当たり前と思われているのが現状です。
ダイエットは健康になる手段です。
そしてダイエットをする目的は幸福になることです。
だからダイエットの第一歩は、
ちゃんと必要な栄養を補給してあげることなのです。
これがハッピーダイエットの考え方です。
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