いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
テレビCMでよく聞くフレーズ。
「お腹の体脂肪を減らす」とかありますよね。
あれは本当なのか?
いちおうCMで放送しているのでトクホとか機能性表示食品なのでしょう。
先日みた雑誌に論文読み比べの批評があったのでご紹介します。
ちなみに
「恵ガセリ菌SP株(ヨーグルト)」とか「カラダカルピス乳酸菌CP156株」等です。
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雪印メグミルク ガゼリ菌sp株ヨーグルト 100g×12個 「クール便でお届けします。」1,142円Amazon
どちらも商品パッケージに
「内臓脂肪を減らす」「乳酸菌で体脂肪を減らす」と書かれています。
これらの商品は
論文として提出した書類が受理されたという根拠しかありません。
これらの論文には実験結果とともに、
プラセボ実験も含まれて比較されているんです。
プラセボ実験とは、乳糖やでんぷんなど、
薬として効き目のないものと本物の薬と別々のグループに服用して比較することです。
その結果、
ヨーグルトの方は12週間服用で内臓脂肪が5.3%減少。
カルピスの方は12週間服用で体脂肪が1.9%減少という数値です。
いちおう、プラセボ実験では数値が減っていますね。
ただ、12週間ですよ。
ほぼ3か月の改善数値が5.3%とか1.9%です。
(※数値データは日経トレンディ4月号より)
しかも、この実験に参加した方は、
男女半々の52人ですが、体脂肪率の平均が32%なんです。
女性でも軽肥満ですし、男性なら立派な肥満体です。
カルピスの方は体脂肪率が表示されていないのですが、BMI値を見るとヨーグルトより太っているようです。
つまり、どちらも立派なおデブさんを被験者にしているようです。
これは、体脂肪率30%以上の方にこのような結果があったということです。
実際はもう少しスリムな方の方が多いでしょう。
日本人で体脂肪率30%以上というのは自他ともに認めるおデブさんだと思います。
このあたりが微妙ですよね・・・。
効果がないわけではないけれど、とっても怪しい・・・。
体脂肪率が25%以下の人には効くのだろうか??
それに、はっきり言って3か月で5%の体脂肪の減少だと、
体重に直してみれば60キロの方であれば約954gということになります。
60キロ×0.3(体脂肪率)×0.053で計算しました。
3か月で1キロ減らない位なので、ほとんど「誤差」の範囲です。
このヨーグルトを食べたかどうかより、
それ以外の食事が何であったかの方が影響大ですよね。
つまり、効果は認めるけど、成果は見えない・・。
そんな感じなのだと思います。
ヨーグルトが好きで毎日食べるならいいですが、
好きでもないのに「痩せるから」という理由で飲むのはお勧めしないですね。
それよりも、もっと出来ることがあるでしょう?
そう思ってしまうのは、私だけではないと思います。
まあ、上手に活用しましょうね(笑)
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