いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
ダイエットにとって、
お菓子の過食ほどつらい行為はないでしょう。
甘い物やスイーツが太りやすいのは常識です。
ところが痩せたいのに甘い物が止められずに過食してしまう。
そして自分はなんて意思が弱いのかと悩む。
場合によっては吐いてしまうこともあるでしょう・・。
これは意志のせいではありません。
体の本能として甘い物や糖質を食べずにはいられないのです。
人間はなぜ食欲があるのかといえば、
食べ物から活動エネルギーを調達するからです。
ところが食物から活動エネルギーを作るには、
体内の各細胞によって化学変化の代謝をしなければいけません。
その化学変化には必要な栄養素があります。
ビタミンB群やミネラルが必要ですが、
女性がもっとも不足している栄養素が「鉄」です。
もともと一部の食材に少し入っているだけ。
たとえ食べても吸収率が低いのでいつも不足しています。
昔から鉄を補う食材として、
ほうれん草やヒジキやプルーンなどが推奨されていました。
ところが植物性の鉄は非ヘム鉄なので、
たとえ食べても吸収できるのは含有量の1~5%といいます。
しかもほうれん草は品種改良で鉄は激減。
ヒジキも調理法の変化で鉄は激減してしまっています。
そもそも女性は小食なので
植物性の非ヘム鉄を含む食材を少々食べても焼け石に水なのです。
鉄を補給したいなら、
動物性のヘム鉄を含む食材を意識して食べるといいです。
レバーに鉄が多いのは有名ですが、
牛肉やマグロやカツオなど赤いお肉にも多く含まれています。
アサリなどにも多いですし、
調理する時に鉄の小物を入れるという手もあります。
もちろん、サプリもいいですね。
鉄を吸収するにはビタミンCが必要なので合わせて意識するといいです。
またお茶や玄米は鉄などのミネラル吸収を妨害するといいます。
お茶やカフェが好きな方は意識して鉄を多めに摂取する必要性がありますね。
玄米は発芽させると
ミネラルが吸収しやすくなります。
そしていつも不足気味なのに、
毎月の生理で消費してしまうのが女性の不利なところです。
さらに出産によって大量に使われます。
胎児を成長させるために母親の貯めた鉄が大量に持っていかれるのです。
そのため生理がくる年齢の女性、
そして出産の経験がある女性は必ずと言っていいほど不足しています。
鉄が「不足」か「欠乏」のどちらかと言っていいです。
鉄が不足するとどうなるか?
早い話が糖質からエネルギーを取り出す能力が落ちるのです。
食物からエネルギーを取り出すには、
「酸素が不要な嫌気性解糖」と「酸素が必要な好気性代謝」があります。
嫌気性のエネルギーは
糖質を食べるだけですぐエネルギーになりますが少ししか作れません。
好気性のエネルギーは
代謝にビタミンとミネラルが必要ですが大量のエネルギーが作れます。
好気性のほうが嫌気性の代謝より20倍以上のエネルギーを作れます。
ところが鉄を始めとするビタミンB群やマグネシウムも必要になるのです。
つまり鉄が不足している女性は、
大量にエネルギーを作りだす好気性代謝が使いにくいのです。
そこで鉄も酸素もいらない、
即効のエネルギー源として甘い物(糖質)を食べ続ける必要があります。
そうしないとエネルギーが枯渇して、
頭も体も動かなくなってしまうのですね・・・。
体が動かなくなっては困るので、
脳から手っ取り早い「嫌気性」のエネルギー源として甘い物が欲しくなるのです。
つまり甘い物が止められず、
過食という状態になってしまう原因は栄養不足です。
鉄を始めとして、
ビタミンB群、マグネシウム、アミノ酸も不足しています。
甘い物が止められないのは意志のせいではありません。
いま糖質を食べないとエネルギーが切れてしまうという脳の緊急指令です。
緊急事態なので脳から出る絶対命令です。
この緊急事態指令に逆らうことは絶対にできません。
この指令に逆らうと、
それはすなわち人間としての活動停止になるからです・・。
甘い物の過食というのは、
それほど体にとっては危険な状態と言えるのです。
まずは、食事の改善が必須ですし、
サプリも併用して栄養改善をしないとダイエットはできません。
回りくどいかもしれませんが、
栄養補給のプロセスを入れないとダイエットの成果はゼロだと思って下さい。
意志の力では、
体の本能に逆らうことは出来ないのです。
まずは、体をいたわって栄養補給をしてあげましょう。
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