いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
ダイエットには玄米食が向いていると思います。
痩せる栄養素が多く含まれ、血糖値を上げすぎず、食物繊維も多く、美容成分まで含まれる。
しかし、玄米を食べている方は少数派でスーパーですら売ってないことも多いです。
じゃあ主食のご飯は、ダイエット的にはどうしたらいいかですね。
売っていないのは玄米の食べにくさが原因だと思います。
炊き方にもよりますが、硬いとか、パサつくとか、独特の匂いもあります。
慣れれば美味しいのですけどね・・・。
また、胃腸の調子が悪い方は消化も負担かもしれません。
日本の場合、江戸時代前期ごろまでは玄米が主食だったと思います。
その後、精米する技術が発明されて、江戸の町から白米が好まれるようになったそうです。
それから300年位は日本人の主食は白米でした。
数年前に小麦粉製品に抜かれるまでは、日本人の健康の礎だったと思います。
しかし、おそらく白米だけというのは最近の現象かもしれません。
白米と少々の野菜や味噌という食生活は、江戸時代から脚気の原因だったのです。
日露戦争では敵の弾に当たるよりも、脚気で亡くなった兵隊の方が多かったといいます。
脚気はビタミンB1不足が原因ですが、ビタミンが発見されるまで不治の病だったのです。
兵隊さんは、白米を食べていたといいます。
つまり白米だけでは、栄養不足になるのです。
現在のように動物性食品がふんだんにない時代には深刻な問題でした。
そこで活躍していたのが、白米に雑穀を混ぜるという方法でしょう。
昔は雑穀米といえば、「麦飯」が当たり前の時代が続いていたと聞いています。
1950年頃、池田首相の暴言として有名な「貧乏人は麦を食え」もあります。
これは本人が直接発言したことではなく、マスコミが勝手にでっち上げたそうですが・・。
なんでも戦争中のなごりである食料品の統制価格制度を廃止するための発言とか。
池田首相は所得倍増計画を掲げて、本当に達成した素晴らしい首相ですが、いろいろともめたのでしょうね・・。
ちなみに、麦飯の麦は大麦です。
パンや麺類の原料である小麦とは種類が違います。
現在は小麦粉製品が血糖値を上げて、中毒性があると敬遠されています。
しかしインスタント食品やパン類や麺類は、手軽に食べられる食事として定着しています。
現在の小麦粉製品の危険性は品種改良による変化だと思います。
使いやすいように品種改良を続けた結果、生産性は飛躍的に伸びたのですが、肥満やアレルギーを作る食品になってしまったようです。
40年前の小麦と、現代の小麦は、まったくの別物だといいます。
皮肉なことに、1950年代の貧乏人は大麦を食べて健康になります。
しかし、21世紀の貧乏人は小麦粉製品を食べて生活習慣病になるようですね・・涙
今日の趣旨はダイエット健康法的には、玄米か雑穀米か麦飯かの比較です。
結論を言えば、「目的による」というのが正直なところです。
それぞれの特徴を説明しましょう。
麦飯の優れている所は、食物繊維が素晴らしいことです。
大麦の食物繊維は、白米の20倍、玄米の3倍ほど含まれています。
これはあらゆる穀物や野菜の中でも群を抜いています。
しかも、食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がありますが、大麦には両方含まれているのです。
玄米には不溶性食物繊維しか含まれていないので、副食で水溶性食物繊維を補給しないとかえって便が詰まります。
食物繊維は便秘に効くと思いますが、もっと素晴らしいのが腸内細菌によいことです。
人間の健康も、もちろんダイエットも、腸内細菌の活動によるところが大きいのです。
食物繊維は善玉菌の食料になるので、とっても腸内環境を整えるのにいいのです。
毎日、野菜や海藻を食べるのはなかなか手間がかかりますが、麦飯なら簡単ですね。
さらに、血糖値を上げすぎないのも優れた性質です。
これは玄米も同じですが、食物繊維が多いと糖質の吸収が穏やかになります。
すると、順番に活動エネルギーとして使われるので脂肪になりません。
血糖値を上げすぎる白米やパン類は、食べた後にインシュリンの作用で脂肪に蓄積されやすいのです。
これは肥満予防になり、糖尿病予防にもなるのです。
ただし、さすがに100%大麦のご飯を食べる人はいないでしょう。
一般的には、白米に2~3割の大麦を混ぜて炊くのが食べやすい麦飯です。
最近は製造技術が発達したので、昔の麦飯よりもおいしく炊き上がります。
つぎに雑穀米ですが、これは種類が多いので一概に言えません。
しかし、それが逆に楽しみとなっていろいろと試すにはいいですね。
雑穀は赤米や黒米、古代米や玄米も混ざっています。
そして「きび」や「あわ」に「ゴマ」や「豆類」を混ぜたものが多いです。
この「色」の分部はポリフェノールですから、アンチエイジング効果があります。
ゴマやきびやあわにもミネラルが多く含まれますから、健康やダイエットにもいいです。
ただ、やはり若干食べにくい感じはあるでしょう。
ちなみに、最強のダイエット食は、玄米に雑穀を入れる方法でしょう。
普通は白米に雑穀を混ぜて炊くのですが、玄米に雑穀を混ぜて炊くといいですね。
他にもハト麦とかもち麦とかあります。
どちらもいいと思いますよ。
玄米食の効果は今までさんざん書いてきたのでここでは省略します。
ミネラルを多く含み、血糖値を上げすぎず、食物繊維が豊富で、美容成分まであるわけです。
玄米にも、発芽玄米とか、酵素玄米とかあります。
これは普通の玄米よりも、もっといいと思います。
また、白米に玄米を混ぜるという方法もありますね。
これも白米7に対して、玄米3位が食べやすいと思います。
白米と玄米では炊飯モードが違うので半々というのは難しいと思います。
白米モードで玄米を半分入れたら硬くて食べにくいと思いますし、玄米モードで白米を半分入れたらべちゃべちゃになると思います。
お勧めは、白米モードで炊く白米に、玄米を3割ほど入れる方法です。
結論を言うと、食べやすさよりも「ダイエット健康効果」を狙うなら、玄米に雑穀を混ぜましょう。
逆に強いダイエット効果よりも「続けやすさ」を狙うなら、麦飯か普通の雑穀米がいいです。
目的によって、白米に混ぜる物を変えればいいです。
また、食事は家族の問題もあります。
子供やご主人や両親が玄米食を敬遠する方も多いでしょう。
というか、それが普通・・。
基本的に男性や高齢者は玄米を食べてくれません。
そのような場合は、白米と区別がつきにくい「麦飯」がいいと思います。
主婦の立場から言えば、ご主人と両親の健康を考えると、白米100%は避けた方がいいかも。
しかし、子供たちは白米でもいいと思います。
青少年と中高年では、体内のエネルギー供給システムが違うからです。
子供たちは糖質をたくさん食べないとダメです。
しかし、40歳過ぎた方が糖質をたくさん食べたら生活習慣病になりますよ。
その前兆が肥満ということになります。
40歳過ぎた方が、朝昼夜と3食白米を食べていたら、ちょっと危ないです。
だから私は、朝食に果物を勧めています。
ちなみに白米ではなくて、小麦粉製品とお菓子を主食にしている方はもっと危険です。
ダイエットのために食事を抜いて、我慢できずにお菓子を食べるなんて本末転倒ですからね。
また、玄米の品種ですが、多少違いがあります。
もっちり系のお米である「低アミロース米」は避けた方がいいと思います。
あっさり味のお米の方が、太りにくいからですね。
こちらの記事を参考にしてください。
以上、参考にして頂ければ幸いです。
具体的な方法を相談したい方は、ダイエットコーチでお待ちしております。
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