いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
牛肉という、ユニークな表題を付けました。
ちゃんと意味があるのでぜひお読みくださいね。
野菜だけ食べても痩せません。
体脂肪を減らす時に必要な栄養が不足するからです。
体脂肪を燃焼させるには、
けっこう様々な栄養素が必要です。
その中で最も不足しそうなのが、
たんぱく質と鉄ではないかと思いますね。
特に女性の場合は、
痩せようとすると小食になって野菜ばかり食べます。
野菜も大事なのですが、
そうすると必ずたんぱく質と鉄が不足します。
今日は変わった表題にしましたが、
牛肉250gと書いたのにはちゃんと理由があるのです。
健康に気を使う方なら、
普通はお肉やお魚も必要だと理解しています。
ところが量に関しては知らないことが多いのです。
ダイエットにはたんぱく質が必要。
だからちゃんとたんぱく質を多く含むお肉を食べている。
そう思っている方が多いと思いますが、
その食べているお肉を見るとけっこう少ない・・・。
成人女性が必要なたんぱく質量は、
厚生労働省の推奨量としては1日50gとなっています。
男性なら60gですが、
この50~60gというたんぱく質量はどの位でしょうか?
お肉に換算すると250~300g位になるのです。
もちろん部位によって違いますが平均して100gあたり20g位だと思います。
脂身が多いお肉だとたんぱく質は少ないです。
たんぱく質が多いのはもも肉とかひれ肉のような部位ですね。
毎日そのくらいのお肉を食べているでしょうか?
お肉以外にもたんぱく質は含まれますがそんなに多くありません。
たんぱく質が多いお肉でさえ、
せいぜい100gあたり20g程度しか入っていないのです。
それを思うと「少なかったかも」と思いませんか?
少々たんぱく質が少なかったとしても、
人間は生きて行けますがいろいろと問題が出てきます。
たんぱく質が分解するとアミノ酸になりますが、
必須アミノ酸という名称で分かるように必ず必要な栄養素なのです。
糖質はアミノ酸から作れます。
しかしアミノ酸は糖質や脂質から作ることができません。
そのためたんぱく質が少なくなると、
自分の筋肉や内臓を削ってアミノ酸を調達するのです。
野菜ばかり食べて痩せたと思うでしょう?
ところが減った体重は脂肪よりも筋肉と内臓が小さくなっているだけ・・。
食事制限をして体重を減らすと、
体脂肪よりも筋肉や内臓の方が減少して体重を減らしているのです。
こうなると基礎代謝が落ちますから、
ますます消費カロリーが減って痩せにくく太りやすくなるのです。
だから、お肉は毎日250g位食べてもいいのです。
しかし、そんなに食べられない方も多いです。
お肉を多く食べると、
胃がもたれて、お腹が痛くなって、食欲を無くす方も多いです。
その理由はたんぱく質不足の生活を続けたからです。
消化にはたくさんの酵素というか消化液が必要になります。
特にたんぱく質と脂肪は消化が大変なのです。
この消化液はたんぱく質を分解したアミノ酸から作られます。
つまりお肉を食べないと消化液も作られない。
消化液が作られないから、もっとお肉や脂肪が食べられなくなる。
本当に悪循環になっていて、
体内は筋肉や内臓やお肌の組織が委縮して老化が進んでいます・・。
すでにそうなっている方も多いでしょう。
この場合は比較的消化の良いたんぱく質を多く食べるように意識しましょう。
プロテインやアミノ酸をサプリメントとして摂取するのもいいです。
少しずつ、消化が出来るように体を慣らしてゆかないと改善しません。
ダイエットには栄養補給が大事なのに、
その栄養補給が出来ないという悪循環の方が本当に多いです。
また「牛肉」と書いたにも理由があります。
牛肉には鶏肉や豚肉にあまりない栄養素が豊富なのです。
それが「鉄」と「カルニチン」です。
鉄とカルニチンは体脂肪を燃焼させる時に必ず必要になる栄養素です。
特に鉄は一部の動物性食品でなければ食べられないのです。
多いのはレバーや牛肉やラム肉の赤身肉、そしてカツオやマグロの赤い魚。
そしてアサリなどの貝類です。
プルーンやホウレン草や海苔にも
植物性の鉄が含まれますが吸収率が悪いし量も少ないです。
植物性の鉄はあまり期待できません。
女性に最も不足している栄養素はたんぱく質と鉄です。
それを補給するのに最適なのが「牛肉」「カツオ」「マグロ」でしょう。
レバーは好き嫌いがあるしアサリばかり食べられません。
やはり量を食べる必要があるので、牛肉とカツオとマグロでしょう。
今年からは「鯨肉」も入るかもしれませんね。(今年の7月から商業捕鯨が再開される)
厚生労働省の統計によると鉄の摂取量は
60年前の1950年に比べて現代は1/6に激減しているそうです。
終戦直後の食糧難時代より、
飽食で肥満が増えた現代の方が劇的に少ないのです。
60年前の17%しか食べていない計算です!
これを栄養不足(欠乏)と言わずに何というのでしょうか?
原因としてはいろいろあります。
・野菜の品種改良によって栄養価が落ちた。
・畑の土に含まれるミネラルが減少した。
・調理器具から鉄製品が無くなった。
・クジラの肉が食べられなくなった。
・加工食品が増えて生鮮食品を食べなくなった(加工食品は栄養が少ない)
60年前の食糧難時代では
牛肉やマグロなど高値の花で食べられなかったと思います。
それなのに、現在の6倍も鉄を食べていたのです。
ある意味、これが現代人の痩せない理由ではないかと思いますね。
鉄が不足すると、
体脂肪を燃焼させることが出来ないのです。
だから、痩せるはずがないのです。
とうぜんエネルギー不足で疲れやすいでしょう。
だから牛肉250g食べてダイエットなのです。
そんなに食べられない方は少しずつ慣らしてゆきましょう。
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