いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
ダイエットに食事制限は付き物ですが、
これは言葉を変えれば血糖値のコントロールをしているのです。
極端な話で食べなければ痩せます。
しかし食べなければエネルギー切れで動けなくなります。
このエネルギーというのがブドウ糖です。
ブドウ糖は通常「炭水化物」という栄養素から分解されます。
ご飯をはじめ、パンや麺類等の穀物に多いです。
ご飯やパンの炭水化物から食物繊維を抜いた物が糖質と言われます。
砂糖は糖質そのままですね。
またブドウ糖は炭水化物だけではなく、
じつはたんぱく質からも合成され「糖新生」と言われます。
食べたお肉やお魚から合成されるのもありますが、
この場合は体内の筋肉などが分解されていると思った方がいいです。
この糖新生はかなり無理やりな方法といってよく、
もともと体を作る原料のたんぱく質を活動エネルギーに変換しているのです。
なぜそんな面倒なことをするかと言えば、
ブドウ糖がなくなると体が動かなくなってしまうからです。
体を動かすもう一つのエネルギーとして、ケトン体というのもあります。
これこそが、脂肪を原料とした活動エネルギーなのですが、出て来るのは最後です。
通常は炭水化物を分解してできたブドウ糖で動けます。
しかし、ブドウ糖がなくなってきたら補給しないといけないですね?
それが「空腹感」です。
ようするに、体からの「ブドウ糖が不足しています」というサインです。
そして食べることによってブドウ糖が補給されます。
しかし、炭水化物を食べずにお肉や卵だけ食べるとブドウ糖がありません。
それで、仕方がないから、たんぱく質をブドウ糖に変えているのです。
食べた食品で足りなければ、体の中に蓄えた筋肉から糖新生でブドウ糖を調達します。
ここでたんぱく質を大量に食べていればいいのですが、
ちょっとだけ食べたようなときには、ほとんど活動エネルギーとして使われます。
しかも、内臓に超負担をかけながら・・。
この方法はあとあとリバウンドをする可能性が高いのですね。
なぜブドウ糖の次に筋肉が分解されてしまうのか?
これも車のエンジンで考えると分かりやすいかもしれません。
体で一番エネルギーを消費するのは筋肉です。
しかしエネルギーが少ししか入って来なければ省エネのエコにするしかありません。
筋肉を減らすということは、車でいえばエンジンを小さくすることになります。
つまり、エンジンを小さくすることで燃料の消費を抑えようとするのですね。
人間の体もすごい仕組みがあると思いますよ。
入ってくるカロリーが低くなれば自動的に小さいエンジンになるわけです。
ダイエットをしたくて小食になると、じつは消費するカロリーが減るのです。
最後の燃料として脂肪があるのですが、その前にエンジンを小さくしようとするのです。
それはそうですよね?
使いもしないのに無駄に大きなエンジンがあっても効率が悪いです。
だからまずエンジンを小さくして、
エネルギーの消費を抑えようとしているわけです。
脂肪が燃焼するのはその後です。
だから、下手な食事制限をすると、
脂肪の前に筋肉を分解してエネルギーにしてしまいます。
そうすると、エンジンが小さくなるので、
いざ、たくさん燃料を入れる(食べる)と燃費が良くなっているのです。
パワーが出ない代わりに、消費する燃料も少なくなります。
つまり体力を落としてカロリーを消費しない体になってゆくのです。
こうなると、ダイエットはやりにくいです。
消費する燃料が少なくていいので、少し多く食べると燃料が余ります。
そして、運動して余計なカロリーを消費しようとしても、
そもそも体のエンジンが小さくなっているのでいくら走ってもガソリンが減りません。
非常に燃費のよいエコカーになっているのです。
車のエンジンだって、
大きなエンジンならガソリン1リットルで5キロ位しか走りません。
しかし、プリウスなら1リットルで40キロも走れるのです。
これは極端な車の例ですが、人間の体もエンジンの大きさが違うのです。
小さいエンジンになるのは避けたいですよね?
車と違って現代人は燃費の悪い大きなエンジンが欲しいでしょう。
そうすれば、いくらガソリンを入れても(食べても)すぐに燃焼します。
そうならないために必要なのが、血糖値のコントロールなんですね。
必要なエネルギーを供給しつつ、
体の筋肉を減らさないようにして脂肪の燃焼にもってゆく。
このところが大事なのです。
ただ食事を減らせば痩せるというのは、
ある意味で本当ですが、あとで困ったことになるのです。
ダイエットは必要な栄養を補給すること。
そして、筋肉を減らさないように運動もすること。
どちらも大事なんですね。
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