いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
ダイエットと便秘は深い関係があります。
便秘になる原因は様々ですが腸内環境の悪化が共通点です。
腸内環境が悪化する原因もいろいろですが、
一番の原因は善玉菌の減少と合わせて総細菌数の減少だと思います。
腸内環境は善玉菌と悪玉菌のバランスが大事ですが、
つぎに善玉菌と悪玉菌と日和見菌の総数によって便の容量が変わってきます。
大便の成分は消化できない食べカスだと思うでしょう？
いわゆる人間が消化できない食物繊維と思っている方が多いです。
ところが食物繊維は内容量の数パーセントほどです。
大便の成分を多い順に並べると
1位、水分が60～90％
2位、自分の腸細胞の死骸15～30％
3位、腸内細菌の生きている物と死骸10～30％
4位、食べカスは5～30％
まあ、割合はその方の便の状態によります。
しかし、一番多いのが水分なのは共通です。
そして、自分の腸壁細胞と腸内細菌が内容量のほとんどを占めます。
腸壁細胞は意外だと思いますが、
人体で一番細胞分裂が活発なのが小腸の細胞と言われています。
小腸の細胞は寿命が1日程で、
激しく細胞分裂を繰り返しながら栄養吸収の仕事をしているのです。
皮膚からアカ、頭皮からフケが出るように
腸内の細胞も役目を終えた細胞は剥がれ落ちて大便になるのです。
腸内細菌も体内に2キロ（！！）程生息していると言われていて、
人体の細胞数よりもはるかに多い腸内細菌と共生して栄養を吸収しています。
だから食物繊維の食べカスはわずか数％なのです。
ここで水道水の話になりますが、
水道水は衛生的な飲み水を提供するために殺菌処理をしています。
通常は塩素（カルキ）で殺菌して届けられています。
この濃度は各自治体や季節や水道管の距離によって違いがあります。
殺菌済みの水道水ですが、殺菌効果は残っています。
つまり水道水を飲んでいると腸内も殺菌してくれるわけですね・・・。
腸内細菌は減るでしょう。
特に水道は継続的に利用するので大きな影響があると思います。
これは店で購入する弁当なども同じです。
店で販売している弁当などには何かしらの保存料が使われています。
購入したらすぐ食べてくれるならいいですが、
どのような温度や湿度の場所に何時間放置されるか予測できません。
だから保存料が入っているのです。
保存料というのは「細菌を繁殖させない」薬ですよ。
そうしないと食中毒の危険性がありますからね。
お店や企業にとって「食中毒を出したら倒産の危機」です・・。
水道水も店で買った弁当も
腸内細菌に大きな悪影響があると思います。
これは医者に処方される「抗生物質」の薬も同じです。
抗生物質を長く服用すると腸内細菌が繁殖できないのです。
人体は腸内細菌と協力して生きています。
腸内細菌の状態と免疫力に深い関係があるからですね。
さらに腸内細菌の状態と精神状態も関係が深いです。
そのため腸内細菌が減ると体調も悪くなります。
そして善玉菌よりも悪玉菌が優勢になると病気になります。
便秘や下痢は腸内環境がよくないことを意味しています。
さらに腸内細菌の活動によって、
食べた物のエネルギー利用率も変わってくるのです。
腸内環境が良いとたくさん食べても太らないのです。
腸内環境が悪いと少ししか食べなくても太ることが最近の研究で分かって来ました。
これは同じカロリーを食べても
栄養の吸収率が変わって来るから太りやすさが違うということですね。
つまり痩せやすい体を得るには、
腸内環境をよりよい状態にすることが必要なのです。
だから保存料入りの弁当などは控えた方がいいのです。
そして必要のない抗生物質の薬は飲まない方が健康に良いのです。
さらに水道水は浄水器を使った方が安心です。
浄水器は水の味も良くなりますが腸内環境にもよいのです。
人間は共生している細菌の力を得て健康を維持している。
今後の医学や栄養学は共生している細菌の力を考えないと意味がない物になりますね。
牛や馬がなぜ草しか食べないのに筋肉隆々なのか？
それは草食動物の胃腸に共生している細菌が
アミノ酸（たんぱく質）を作って動物に提供するから強い筋肉が出来るのです。
牧草に含まれるたんぱく質では牛の体は作れません。
同じように人間の腸に共生している細菌は
人間の健康に必要な栄養素を作ってくれているのです。
これはお肌に常駐している細菌も同じです。
お肌を除菌してしまうと人間は簡単に感染症にかかってしまいます。
同じように腸内を除菌してしまうと、
人間は健康を維持することが出来なくなり簡単にあの世行きでしょう。
清潔にするのは大事ですが除菌をすると病気になります。
これはマスコミ等がけして報道しない健康の逆説なのです。
今後の健康とダイエットは
人間に常駐している細菌を無視した方法は消えてゆくと思います。
カロリーを減らすよりも
善玉菌が喜ぶ食生活を実践する方が痩せます。
そして善玉菌が喜ぶ食生活というのは、
不思議なことに健康的な食事になるのです。
甘い物が止められない方は、
じつは悪玉菌が好きな食事を続けていると言っていいのです。
悪玉菌が優勢になると、
もっとジャンクな物が欲しいと要求してくるのでしょう。
ぜひ、気を付けてくださいね。
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