いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
ダイエットに甘い物はよくないです。
しかし甘い物が嫌いな女性はほとんどいないでしょう。
というより、「大好き」ですよね！？
中には大好きを通りこして「甘い物がなければ生きて行けない」方もいるでしょう。
甘い物を食べてもいいんです。
一生甘い物を食べられないダイエットなんて意味ないですから。
やはり美味しいですからたまには楽しみたいですね。
しかし毎日のように甘い物を食べていたらダイエットなんかできません。
分かっているけど、止められない・・・。
それがお菓子やスイーツの問題だと思います。
なぜ、甘い物が止められないのか？
意志が弱いから？
いえいえ、ぜんぜん違いますよ！
甘い物が病的に止められないのは「体からの欲求本能」だからです。
体の本能は逆らっても無駄でぜったいに意志の力なんてかなわないです。
睡眠と呼吸も本能です。
止めようとおもっても絶対に止められません。
正常な食欲も本能ですね。
甘い物ではないちゃんとした栄養のある食事をしないと生きてゆけません。
これは理解できますよね。
ところが甘い物がどうしても止められない方も本能といっていいのです。
ひとつが「栄養不足」で体が糖質を欲しがっている。
三大栄養素として糖質、脂質、たんぱく質がありますよね。
このなかで脂質とたんぱく質が不足すると
人間の体は「手っ取り早いエネルギー源」として糖質を欲しがるのです。
糖質というのはご飯やパンもそうですが、
もっと手っ取り早いエネルギー源が「甘い物」なのですね。
だから、体の本能として甘い物が欲しくなります。
もうひとつの栄養不足として、
代謝に必要なビタミンとミネラルの不足です。
代表的なのが先日も紹介したビタミンＢ群ですね。
不足するとエネルギーを作りだせずに枯渇するので、
やはり手っ取り早く甘い物に含まれたエネルギー源を欲しがります。
ビタミンＢ群不足だと、たんぱく質や脂質の含まれた
体に必要なちゃんとした食事をしても「代謝できない」ので使えません。
そのためたんぱく質は使われないままトイレで排出されます。
脂質も使われないまま、トイレで流されるか体の脂肪として蓄積されるかです。
食べ過ぎると下痢する時もあると思いますが、
消化も代謝も出来ないまま腐敗を防ぐために出すしかなかった食材です。
ビタミンとミネラルが不足すると、
ちゃんとした物を食べても消化と代謝がしにくい体になっているのです。
だからこそ、最低限の体を動かすために甘い物を病的に欲しくなるのです。
甘い物に含まれている砂糖等の甘い物は
単糖類・二糖類なのですぐに分解されて活動エネルギーになりますからね。
ところが体に必要なたんぱく質や脂質は分子構造が複雑で、
それを分解して代謝して組み立てなおして体の原料にするのは大変なのです。
分解にも代謝にも組み立てにも、
アミノ酸や脂肪酸やビタミンとミネラルが必要なのです。
そんなわけで、ダイエットといいながら、
食事をおろそかにしていると甘い物しか食べられなくなってしまいます。
しかし甘い物は血糖値を急上昇させて一時的に元気になりますが、
すぐに血液にたくさん入ったブドウ糖は中性脂肪に変わってしまうのです。
つまり、下手にダイエットすればするほど、太るわけです。
こうなると悪循環でダイエット地獄といってもいいです・・涙
これが栄養不足による甘い物への病的な欲求です。
もしかして身に覚えがあるのではないでしょうか・・・。
まだありますよ。
もうひとつ重要な問題が「脳の報酬系」です。
つまり「美味しい～、幸せ～！」と感じる脳内の働きです。
脳は気持ちいいことを追及する性質があります。
本来は人間の生存と子孫を残すための「食欲」や「体調管理」や「性欲」のためです。
食べると美味しい。
睡眠やお風呂など体の健康維持には快感が伴います。
そして性欲も重要で、気持ちいいから出来るのです。
いくら子孫を残すためといっても苦痛な行為ならやらなくなります。
つまり人間の本能の仕組みとして、
気持ちいいことは繰り返し追及するように脳でプログラムされているのです。
原始時代ならそれで問題ないです。
ところが文明社会がドラックとかお酒とか「甘い物」を作りだしてしまった。
もともと自然界の食材には存在していません。
これらはみな素材を精製して特殊な加工をすることによって純度を高めています。
お酒やドラックは当然ですが
甘い物だって糖質の塊という純度の高い食材ですから同じです。
自然界には糖質の塊という食材はありません。
糖質が多いイモや穀物や果物だって、
大量の食物繊維と共にたんぱく質やミネラルが入っています。
だからイモや果物は食べ過ぎができません。
精製された白米や小麦粉食材は胃袋の限界まで食べられますけどね・・・。
砂糖や果糖ブドウ糖液糖というのは、
ヘロインやアルコールなみに純度を高めた麻薬の一種みたいな物です。
食べたら脳が強烈なインパクトを受けて興奮するわけです。
「この強烈に幸せな食材をまた食べなければいけない！」という指令が出ます。
だから、止められるはずないのです。
これは脳を中心とした人間の生存に関わる本能ですから逆らえませんよ。
意志の力なんて吹っ飛びます。
これが甘い物やお菓子を止められない本当の理由です。
じゃあ、どうしたらいいか？
まずは栄養不足を解決すること。
ちゃんとたんぱく質や脂質やビタミンやミネラルを含む食事を始めるのです。
はじめはうまく消化できず代謝できなかったとしても、
よい食事を続けることによって体は本来の機能をとり戻してゆきます。
その時、一時的に体重は増えます。
今までガス欠だった体に栄養素を満たすのですから重さは増えます。
ところが痩せたい方は体重増加が耐えられません。
一時的な体重増加に一喜一憂しているとこの関門は通れないのです。
つまり永遠に甘い物中毒に悩まされ続けます。
結果として体脂肪率が増え続けて生活習慣病になってしまいます。
ご注意くださいね・・。
そしてもうひとつが脳の報酬系を再教育することです。
これは一種の中毒なので我慢は必要ですが工夫はできます。
それが「新しい気持ち良さ」を知ってもらうことです。
甘い物を食べる時はストレスを感じている時だと思います。
仕事や家事で疲れた時。
人間関係の悩みで苦悩している時。
そんなストレスがある時だからこそ、
脳の報酬系は快感を求めて「精製された糖質の甘い物」を要求します。
この繰り返しですよね？
ここで大事なことは「脳に学習してもらう」ことです。
脳には気持ちいいことを追及する性質があるので「甘い物以外」のストレス解消を経験させればいいのです。
いつもは甘い物による「味覚の刺激」です。
私がお勧めするのは運動による「体への刺激」です。
運動が好きではない方には理解できませんが、
体を動かすというのはとても良いストレス解消になるのです。
むしろ、事務仕事しかしていない方は
体を動かさないことによるストレスを体は感じているのです。
逆説的ですが「運動してくれないからこそストレスが溜まる」わけですね。
人間も動物ですし、筋肉や骨格というのは、本来の機能を発揮することによって快感を得ます。
つまり運動しないことがストレスになっています。
この運動不足のストレス解消に「甘い物」が使われているのです。
あなたの脳は仕方なく甘い物を要求しているんですよ。
本当は体を動かすことが「心地よい快感」だと脳を教育すればいいのです。
うそだと思ったら運動をしてみるといいですよ。
普通に歩く位では弱すぎますから、
早歩きとか軽いジョギングや軽い筋トレを組み合わせてみましょう。
運動の後にお菓子が食べたいでしょうか？
そのような衝動が起きる方は体のメカニズムが異常ですよ。
（つまり栄養素の補給が最優先課題ということ）
運動の後には
絶対にお菓子やスイーツなんか食べたくなりません！
もちろん体を動かすのでお腹は減ります。
運動の後に食べたくなるのは「お肉」「お魚」「卵や乳製品」「野菜」が最優先です。
運動後にたんぱく質の食材を食べたい気持ちは本能ですよ。
なぜなら運動によって消耗して傷ついた筋肉を補修するためにたんぱく質が必要だから。
体の本能としてたんぱく質を要求するのです。
だから体をいっぱい使ったあとはバーベキューが美味しいのです。
お肉や野菜を焼いて食べる。
これは体の本能としてその通りなのです。
運動すると見事に甘い物など欲しくなくなります。
これは人間の本能なので、試してみることをお勧めします。
運動すると無駄な甘い物欲求は消えます。
つまり人間は運動しないことがストレスなので、
甘い物を食べて病的なストレス解消をしているのです。
これに気づくと人生と体型が変わりますよ～！
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これはダイエットの法則ですが、
経験のないことは始めにくいのでサポートが必要でしょう。
お役にたてれば幸いです。
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