船田和成のハッピーダイエットライフ

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痩せたいのにパンが食べたいですか?

いつもありがとうございます。

ハッピー☆ダイエットライフの船田です。

パンの依存性について書きます。

ダイエットの参考にしてくださいね。

パンが好きな方は多いです。

しかしパンは太りやすいのでダイエットには向きません。

なぜパンが太りやすいかと言えば、

一番簡単な理由は消化が早すぎてGI値が高いからでしょう。

ほとんど砂糖と変わらないです。

そして砂糖に比べて大量に食べるのが問題です。

主食の立場にある食材ですが、

どうも食べ過ぎる傾向があり危険な食品ですね・・。

パンを食べるなら白米を食べた方がいいです。

特に日本のパンは食パンでも砂糖と油脂が入っていてお菓子と変わりません。

だから痩せたい時はパンを控えた方がいいです。

しかし、ダイエットしている時でもパンをやめられない方が多いです。

主食だから止められないのではありません。

食事の中心にするなら白米や玄米がありますし麺類もあります。

なぜパンにこだわってしまうのか?

よく言われるようにパンには中毒性があるのでしょうか?

私は食品の研究者ではありませんが、

いろんな本を参考にしているので少しご紹介して説明しましょう。

ウイリアム・デイビス博士の著書に

小麦の中毒性に関する研究が紹介されています。

これは邦題「小麦は食べるな!」ですが、

元々の英語のタイトルを直訳すると「小麦腹」なのだとか(笑)

小麦は糖質が多いですが、

糖質の多い食材をたくさん食べるとお腹がポッコリになります。

パンには当然そのような危険性があり、

白米よりも、もっともっと太りやすいので注意しましょうね。

さて、小麦とパンの中毒性ですが、

本にはアメリカの国立衛生研究所の事例が紹介されています。

その研究では小麦の主要たんぱく質であるグルテンに

疑似消化処理をしてパンを食べた後の反応をシュミレーションしたそうです。

その消化処理をされた成分をラットに投与したところ、

なんと血液と脳を隔てる「血液脳関門」を通過する特徴があることが分かりました。

いうまでもなく脳は一番大事な臓器なので、

ブドウ糖などのエネルギー以外は血液脳関門を超えられないように出来ています。

これは脳が異物で被害を受けないようにする仕組みで、

通常はブドウ糖・アミノ酸などは通しますが脂肪やたんぱく質などは通れません。

ここを通過する代表的な物質が、

タバコのニコチンやお酒のアルコールです。

そのためニコチンやアルコールは

脳に作用して精神状態を大きく変えてしまうのですね。

タバコやお酒はご存知のように依存性があります。

そして麻薬関係の成分も血液脳関門を通過するのです。

そのため精神状態が大きく変わってしまう副作用があります。

モルヒネは医療用で使われる麻薬ですが、

一般の方が麻薬を使うのは違法であるのはご存知の通りです。

ところが驚いたことに、

小麦に含まれる「小麦ポリペプチド」という成分も脳関門を通過します。

そして脳のモルヒネ受容体に結合するそうです。

これは脳がアヘンなど他の麻薬が結合するのと同じ状態なのです。

もちろん小麦はアヘンやモルヒネと違って、

中毒性の副作用で廃人になるようなことはありません。

しかし「止められなくなる」原因はこれですね。

さらに麻薬と同じなのが、

初め少量で幸福感を感じても慣れると継続的に大量に欲しくなることです。

麻薬はこうして社会復帰できない廃人を作りますが

小麦の場合は大量摂取したら糖質過剰で肥満の生活習慣病になるわけです。

麻薬と同じ依存性があるからパンを次々と食べてしまうのです。

しかしひとつの食材を過剰摂取し続けると、

その食品に対して遅延性アレルギーが起きてくる問題もあります。

そのため小麦のパンが止められないのに、

食べ続ければ知らずにいろんな所が調子悪くなるのです。

お米にはそのようなリスクがありません。

だからパンを食べ続けるとダイエットが出来なくなるのです。

これは他の栄養素の不足(栄養失調)とも関係がありますが、

研究によると統合失調症や自閉症や多動性障害との関係もあります。

またそこまで重症な精神状態ではなくても、

ブレインフォグという「頭に霧がかかった状態」になることは多いようです。

しかし代わりにといってはなんですが、

パンを食べると穏やかな幸福感が得られるのです。

これがダイエット中もパンがやめられない理由です。

そしてダイエット的に問題なのが、

小麦のパンに食欲増進作用があることです。

これはサウスカロライナ医科大学精神医学研究所の研究ですが、

パンに含まれる麻薬成分をブロックすると食欲に変化があるかどうかを実験しました。

これは通常パンを常食している方達が選ばれています。

麻薬的成分をブロックする成分を投与したグループと、

偽薬を投与されたグループの食事量を比較したいのです。

その結果、偽薬のグループに比べて

ブロックする成分を投与したグループは、

昼食で33%減、夕食で23%減の食事量が少なかったのです。

これは2食で400キロカロリーの減少となりました。

さらにミシガン大学の実験では、

いつも過食気味の被験者達を1時間食品のある部屋に閉じ込めました。

そして小麦のブロック成分を投与されて閉じこもると、

いつも食べる量よりも28%減っていたということが分かりました。

つまり小麦によって得られる幸福感を遮断すると、

食欲は沈静化してカロリー摂取が減ることが分かったのです。

つまり小麦に含まれるグルテンは

依存症があり、禁断症状があり、精神状態を左右する成分を含むのです。

そして食欲を高めます。

このような特殊な作用がある食品は

タバコとお酒以外はなかなか無いと言わざるを得ません。

パンを食べることはお酒を飲むことに似ていて、

食べれば幸せな感覚があるけれども依存性があって生活習慣病のリスクが高まる。

これがパンの秘密です。

ダイエットをしたいなら、

禁酒・禁煙と同じように禁小麦が必要ですね。

それがグルテンフリーダイエットなのです。

依存性があるので止めにくいパンですが

これは自分の人生をどのようにしたいかという「生き方」の問題ですね。

お酒と同じように小麦グルテンを楽しみ、

毎日パンを食べて幸せに太り続けるかどうかという選択です。

ぜひ禁断症状と戦ってください。

しかし日常生活だと誘惑が多いですね。

そのような時は身銭を切って食事改善プログラムに参加するといいですよ。

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