第七章「ダイエット食事法」
【生命力の神秘】
ダイエット食事法でまず大事なのが、微量栄養素とともに、生命力を補給することなんです。普通は、食事を減らすことだと思うかもしれません。しかしそれだけではダイエットにならないのです。あなたは、生命力のチカラによって、超小食が可能になるのをご存知ですか。
【生の食べもの】
生の食べものには、ビタミン・ミネラル・食物酵素がたくさん含まれています。そして、科学的に証明されていない、生命力も含まれています。毎日の食事に、ぜひ、生の食べものを取り入れてください。毎日サラダでは大変ですが、生ジュースで摂る方法もお勧めです。
【主食としてのお米】
玄米は条件がそろえば芽を出しますが、白米は同じ条件で腐ります。これが玄米と白米の、決定的に違う「生命力」です。ですから、玄米を主食にして、豆類や野菜をオカズにすると、空腹感が違います。白米でもダイエットは可能ですが、玄米を食べれば、ダイエットなんか簡単です。
【血糖値バランス】
血糖値とは血液中にあるブドウ糖の割合のことをいいます。じつは、ダイエットにとって一番大事なのが血糖値コントロールなのです。血糖値を一定に保つことができれば、ラクにダイエットが成功します。ハッピー☆ダイエットでは、その方法をお教えしているのです。
【おやつの秘密】
おやつは血糖値コントロールができる食べ方です。ちょっと小腹がすいたときに、おやつを食べれば、血糖値が安定し、ダイエット成功につながります。おやつとしては、黒砂糖ブロック、ナッツ、ドライフルーツ等がお勧めで、これは携帯して仕事中でも使えて便利です。
【ミネラルバランス】
ミネラルというとカルシウムが有名です。しかし、カルシウムだけサプリメントで摂っても意味がありません。ミネラルには、バランスが大事だからです。カルシウムに対してマグネシウムが(2:1)でなければダメなのです。ミネラルバランスを整えるとダイエットが成功するのです。
【オイルバランス】
ダイエットのために、控えなければいけないオイルですが、前述したように、摂取量を増やさなければいけないオイルもあるんです。サラダ油系はダイエットの敵ですから減らしてください。料理には「エクストラバージンオリーブオイル」を使い、魚を多くするとバランスが取れます。
【栄養バランスというもの】
現代人は「飽食の栄養不足」状態なのです。これが、肥満を始めとする体調不良の原因です。アレルギーや病気も「栄養不足」と「栄養バランスの崩れ」が原因なのです。過剰摂取の栄養素を減らし、極度に少ない栄養素を増やせば、ダイエットに成功し、体調不良を改善できます。
【よく噛むこと】
よく噛むことにより、消化酵素の働きを助け、栄養の吸収率が上がる、食べるのに時間がかかる等の効果で少食にすることができます。顎の筋肉を刺激するとこにより、脳の働きを促すなどの効果もあります。玄米を食べるようになると、簡単に噛む回数を増やすことができますよ。
【食物全体を食べる】
食物全体を食べたほうが栄養バランスを摂りやすい。また、玄米や根菜と葉野菜を組み合わせ、小魚を食べるのもバランスが良い方法です。また、野菜や果物には、皮の周辺にこそ栄養が集まっています。フィトケミカルも皮に含まれるので、なるべく皮ごと食べるようにしましょう。
【食べる順番】
食物の消化というのはカンタンな作業ではありません。消化自体が大変なエネルギーを使うと同時に、消化の仕組みを無視した食べ方をされるとものすごい内臓の負担になるのです。それぞれ、消化の酵素も違えば、消化の時間も違うので、食材を食べる順番が大事になります。
【食べ合わせの注意点】
たんぱく質の消化は「酸性」の消化酵素が使われます。炭水化物は「アルカリ性」の消化酵素が使われます。これは、たんぱく質と炭水化物は同時に消化できないことを意味します。これを同時に大量に食べると、胃の中のごみバケツ状態が10時間以上も続くことになってしまうのです。
【しょうが紅茶ダイエット】
ダイエットがカンタンにできる方法として、朝食の「しょうが紅茶」をオススメしています。朝食をしょうが紅茶だけか、それに果物か、生ジュースのみ加える方法です。朝食に固形物を食べないことにより、デトックスが進み、体温が上がり、ダイエット効果が高いのです。
【生ジュースダイエット】
朝食にしょうが紅茶と生ジュースを飲むと、栄養補給しているのに断食効果があるんです。果物や野菜の生ジュースはきわめて消化が早く、プチ断食と同じ効果があるからです。特に、リンゴと人参の生ジュースは、美味しく、抗酸化力が強く、美肌効果も高いのでお勧めですよ。
【メニューの組み立て方】
おすすめとして、朝:しょうが紅茶+ニンジンりんごジュース、昼:玄米1膳、大豆製品、味噌汁、夕:玄米1膳、野菜系または魚系のオカズ、味噌汁という方法です。これができれば、食生活だけでダイエットに成功します。詳しくは、基本テキストを参照してくだされば幸いです。
【食べる量の計算方法】
具体的な食事の量が計算できます。体脂肪率と基礎代謝量で、ダイエット時に必要な、1日のカロリーを計算するのです。このカロリー量をたんぱく質と炭水化物に分けて計算します。その分量を朝・昼・夜の食事に分けると、その方に最適な分量がわかるのです。(詳しくは別紙テキストにて)