第十章「痩せる思考法」
【情報のリストラ】
ダイエット情報は多ければ良いものではありません。多すぎると整理できなくなり、どうすればよいのか分からなくなります。また、矛盾する方法もでてくるので、不要な情報(方法)は捨てなければなりません。ダイエットにもリストラが必要なのです。
【ダイエットは楽しく続く】
よくある「めんどくさいダイエット法」は効果があるのでしょう。でも、めんどうだから、一定の効果が出たらやめますよね。精神的苦痛、肉体的苦痛、金銭的苦痛、時間的苦痛、だいたいこれで止めるのです。本当に続けられるダイエットは、けっきょく健康法と同じなのです。
【弱点を克服する】
このテキストに書いてあることで、自分がまだ実践していないこと。それを、ぜひチャレンジしてください。運動していなかった人は、何か運動してみましょう。食事を変えていない人は、食事を少し変えてみましょう。ポイントは「食事」「運動」「考え方」「生活習慣」の4つです。
【異質な時間の確保】
始めから全て変わらなくていいのです。1日にたった10分でもいいのです。なにかひとつでいいのです。たったそれだけで、人間が変わるのです。たった10分の努力で、あなたのすべてが変わり始めます。始めは「努力の10分」が、やがて「とても大事な10分」に変わってゆきます。
【食物への考え方】
よく、ローズクォーツをもつと愛情深くなるといいます。石でさえ人間に影響があるのですから、生き物であった食品はなおさらです。食物はその素材自体に意識があります。だから食物を体の中に入れるとその影響は大きいです。つまり、食べ物を変えると人間性が変わるのです。
【植物の神秘力】
生き物として、動物と植物は根本的に違います。植物の感情は動物ほど激しくないので、想念による被害が「少ない」のです。また、太った葉っぱとか、植物は見たことありませんよね(笑)植物は動物と違い「太る」という理念は持っていないのでダイエットに向いているのです。
【カラダの声を聴く】
ダイエット中は、カラダの声を聴いて、食べたいものを、本能に従って食べるようにしましょう。今日はあんまり食べなくてもいいかな、と思うときは、本当に小食にするといいのです。ぎゃくに、たくさん食べたいときは、たくさん食べてかまいません。(欲望と勘違いしないでね!)
【カラダの姿を観る】
女性の場合、お顔のケアは毎日の積み重ねでしょう。ダイエットをするなら、カラダも同じように見てあげてください。感心も持たずに、ほっておいて顔がキレイになることはありません。カラダだって、毎日、ちゃんと鏡で確認して、動かして、鍛えて、初めて美しくなるのです。
【停滞期の考え方】
停滞期は、カラダが小食に適応しているという証拠です。少ないエネルギーでカラダを運営できるように変化しているのです。いわば燃費が良くなった車のようになっているんです。だから、そのまま体重を減らし続けることができず、停滞期になるのです。
【好転反応の考え方】
好転反応とは、ダイエットの過程で、体調が悪くなったりすることです。または、持病が悪化するなど、一時的に体調をくずすことがあるんです。全員におきるとは言えないのですが、一般的におこる症状は以下のとおり。「だるさ」「頭痛」「めまい」「吐き気」「発疹」などがあります。