いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
たくさん食べると胃にもたれる。
こってりした物や、甘い物をたくさん食べるとお腹がもたれる。
これは、消化酵素が上手く働いていないのです。
消化酵素は、栄養素によって働きが違います。
つまり、同時に消化が出来ません。
ご飯ものや、お肉を同時に食べるともたれます。
お肉とお魚を同時にたべても胃がもたれ、下痢をするかもしれません。
ダイエットにはたんぱく質が重要です。
しかし、消化が大変なのでたくさん食べられない方もいるようです。
また、歓送迎会などの飲み会もありますね。
ダイエットをしているとはいえ、断りにくいこともあるでしょう。
そこで、アドバイスをしておきますね。
私のダイエット法は、肉を食べてもかまわないし、お酒だってOKです!
といって、ありったけ食べたら太るし、おなかの具合も悪くなる。
なんとか、飲み会に参加しつつ、おなかスッキリで太らない方法が必要ですね。
まあ、若い方なら、太ることを気にしなければなんでも食べられます。
でも中年すぎると、なんだかオナカにもたれることが増えてきますよね~!
だいたい、年を重ねると、ふつう「油モノ」が食べられなくなってきます。
天ぷら・フライを始めとして、大量に油を使っている料理は食後にもたれるようになりますね。
これは、消化酵素が枯渇してきた証拠です。
いわゆる老化現象のひとつですが、体内で作る消化酵素が少なくなってきたのです。
消化酵素というのは、無限に作られるわけではありません。
とくに、油モノというのは消化に負担がかかります。
しかも炭水化物・たんぱく質・脂質を同時にたくさん食べると、とっても消化が大変なのです。
たとえば、「カツ丼」などが代表です。
ゴハンで炭水化物、豚肉でたんぱく質、油で揚げているから脂質もたくさんありますね。
もともと、これら三大栄養素は、それぞれ別の消化酵素が担当します。
炭水化物のアミラーゼ、たんぱく質のトリプシン、脂質のリパーゼ等が良く知られています。
これらは、それぞれ消化する臓器と、そのペーハーが違います。
(注:ペーハーとは、酸性とアルカリ性の度合いを示す指標です)
アミラーゼは唾液に含まれ、炭水化物の消化を担当していますが、ペーハーはほぼ中性。
リパーゼは胃液に含まれ、脂質の消化を担当しますが、ペーハーは強酸性です。
トリプシンは膵液に含まれ、たんぱく質を消化しますがペーハーは弱アルカリ性です。
分かりやすいように、消化酵素の一部を紹介しました。
本当は、もっと多くの消化酵素が働いているのですが、代表選手だと思ってください。
これを見て、なにか気がついたでしょうか?
そう、消化というのは、「胃の消化液」だけが担当するものではない・・ということです。
そして、たんぱく質と脂質では、消化酵素のペーハーが「真逆」なのです。
つまり、たんぱく質と脂質は「同時に消化できない」ことを意味しています。
だから、コッテリした肉類の揚げ物を大量に食べると消化に時間がかかるのです。
ただし時間をかけても、結局は完全に消化できず、未消化のまま小腸へ送られます。
すると、分解されない食物は栄養素として吸収できないわけです。
この場合、未消化の食品が血液中に入り込み、白血球の攻撃をうける事もあるのです。
栄養素ではなく、食品のまま血管の中に入ったために、「異物」として認識されるからです。
そうすると、悪性のウイルスや細菌と同じように、カラダの防衛反応として攻撃されます。
これが、アレルギー症状の原因にもなるんです。
かゆみや痛みを始めとして、精神的な症状までふくめ、あらゆる症状の原因になります。
これを「遅発性アレルギー」といい、「急性アレルギー」とは別のものです。
医者にいっても、多くの場合、皮膚疾患や様々な痛みは原因不明と言われることが多いです。
その原因が「食物」にあることは考えられていません。
医者に行って「遅発性アレルギー」と説明しても、コトバそのものを知らないようです。
この遅発性アレルギーは、中年過ぎたら、ほとんどの方が、なにかを持っています。
だから、本当はカラダの不調の多くが「食品」に原因があるのです。(船田もあった)
もちろん、遅発性アレルギーそのものが肥満の原因になっていることもあります。
この分野は、日本の医学は無視しているのか、知らないのか・・・お寒いかぎりですね。
まあ、たんぱく質と脂質は「料理」としてセットであることが多いです。
だから、防御法としては、油を使った料理は控えめにした方がよいとしかいえません。
また、炭水化物とたんぱく質も当然一緒に消化できないモノです。
だから、本当は肉類とゴハンをいちどに大量に食べることはいけないこと。
少量のお肉と、適正な量のゴハンなら、そんなに負担にはならないでしょう。
でも、オナカが苦しくなるほどたくさんたべたら、胃腸は本当に悲鳴をあげています。
だって、消化しようにもできないのですから・・・。
とうぜん、未消化のまま、多くの食品が小腸に送り込まれ、カラダに被害がでます。
被害を出さずに、飲み会等をクリアするにはどうするか?
前置きの説明が長くなりましたが、ここからがポイントです!
それは、「炭水化物系」の食物と「たんぱく質系」の食物を分けることです。
お米や小麦粉が原料の食品と、お肉やお魚を分けて、一緒に食べないようにするのです。
つまり、炭水化物をメインにするなら、お肉は控えめにする。
ぎゃくに、たんぱく質系のお肉等をメインにするなら、ゴハンは控えめにする。
また、お魚とお肉も、消化酵素が違います。
だから、おなじたんぱく質系ですが、肉と魚は同時に食べない方がいいのです。
だから、お魚をメインにする場合はお肉を控えめにする。
お肉をメインにする場合は、お魚を控えめにすることが必要です。
もちろん、どちらの場合も野菜は食べて構いません。
むしろ、消化酵素をたくさん含む、生野菜などは積極的に食べたほうがいいです。
また、スープ系や飲み物は始めに飲んでおくほうが胃にやさしいです。
ガッツリ食べた後の「水分」は、消化の妨げになるだけで、胃にはとっても迷惑です。
もちろん、お酒を飲む機会も多いでしょう。
お酒を飲む場合は、炭水化物を控えめにしたほうがいいです。
これは、飲み会などでも当然ですが、日常生活にも応用できます。
これはダイエットにも関係ありますが、どちらかというと「アンチエイジング」の問題です。
つまり、老化を遅らせる食生活といえますね。
これは「食物酵素」を補給しつつ「消化酵素」を節約する食生活です。
まあ結論は、それぞれの栄養素は、違う消化酵素で消化しているということ。
お酒のちゃんぽんだけではなく、「食品のちゃんぽん」も本当は避けた方がいいのです。
いっぱい書いたので、食事の論点を整理しましょう。
これを守ることで、老化を遅らせることができ、最強のダイエット法にもなります。
・スープや飲み物など、水分は食事の前に飲む。
・果物や生野菜は、なるべくメインの食事前に食べる。
・お肉等のたんぱく質をたくさん食べるときは、ゴハンやパンを抜く。
・ゴハンやパン・パスタをたくさん食べるときは、お肉やお魚を控える。
・ご馳走を食べるときは、肉を中心にするか、魚を中心にするか、どちらかにする。
・お酒を飲むときは、ゴハンやパンを抜いた方がいい。
・甘いデザートは、メインの食事の後に食べる。
・食事はよく噛んでゆっくり食べる。
つまり、
「メインデッシュはひとつに絞る」ことが理想です。
これを見ると、レストランの一般的な「フルコース」は理にかなっていますね。
始めにスープとか野菜中心の前菜が出て、お肉か魚を選び、パンは少なめです(笑)
日本の場合は、伝統的にゴハン中心でお肉などは、ほんの少量です。
そして、負担の少ない大豆製品等でたんぱく質を補給するから、やはり理にかなっています。
西洋も日本も、長い歴史の中で、健康的な食生活が確立されてきたのでしょう。
しかし、近代の経済発展にともない、食生活が乱れに乱れてきたのが問題なのだと思います。
その食生活の乱れが、体調の悪化と肥満を招いているのです。
どうかそのことを忘れないで頂きたいと思います。
<今日の結論>
胃にもたれないようにするには、栄養素別に食べると効果的
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