船田和成のハッピーダイエットライフ

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麺類とダイエットの関係

いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。

ダイエット的に麺類はどうなのか?
意外なことに、麺類の問題は、カロリーではありません。

暑い時期は冷たい麺類が人気です。
そうめん、ひやむぎ、ざる蕎麦に冷やしたうどんもいいですね。

どれも日本人の大好物。
特に昼ごはんに活躍しそうですね。

麺類は美味しいのですが、注意することが2つあります。
麺類の原材料である小麦の性質が問題で、これはパンにも関係がありますね。

まずは、なぜ麺類やパンが生まれてきたのか?

それは、小麦の表皮が硬いからです。

表皮が硬いから、粉にして食べるしかなかったのです。
粉にして、小麦粉にしてから、食品に加工されているのです。

その点、おコメは表皮が食べられます。
まあ、多少硬いですが、玄米としてそのまま食べることが可能ですから。

小麦はとても表皮が硬いので、そのまま食べることは不可能です。
どうしても、粉にする必要があったわけです。

まあ、粉でもいいんですけど・・・
問題は何かというと、粉は、「粉っぽい」のです。

粉っぽい物の特徴はなにか・・・
つまり、そのままでは食べられないのです。

パンの場合、食べるのに「油脂類」が必要になるんです。
原材料の中にも入りますし、食べるときも表面に塗ります。

油脂類が多くなるために、カロリーが高くなるのです。

じゃあ、麺類の場合はどうなのか?
まずは、カロリーを比べてみましょう。

食品成分表から、茹でた状態で100gあたりの数値です。

ラーメン・・・・・149
うどん・・・・・・126
そば・・・・・・・132
そうめん・・・・・127
パスタ・・・・・・149
(参考までに)
カップラーメン・・445
ご飯・・・・・・・168

どうでしょうか。
どうも、みな、ご飯よりカロリー低いですね。

参考までに書いたカップラーメンがすごく高いですが。
カップ麺や即席麺は、ラーメンを「から揚げ」しているのを忘れないで下さいね(笑)

カップ麺は論外としまして、麺類はカロリー低いです。
これなら、ダイエットのお昼ご飯に最適かな?

実は、ふたつ問題があるんです。

麺はご飯食より、カロリーが低く抑えられるのです。
しかし、あるものが、ご飯食より増えてしまうんですね。

それはなにか・・・

ひとつめは「塩分」です。

それでは、それぞれ100gあたりの塩分量を見てみましょう。
(単位:ミリグラム)
ラーメン・・・・・70
うどん・・・・・・210
そば・・・・・・・2
そうめん・・・・・85
パスタ・・・・・・170
(参考までに)
カップラーメン・・2500(笑)
ご飯・・・・・・・1

どうも、そばを除いて、みな塩分含有量が多いですね。
それに対して、ご飯は「1ミリグラム」ですから・・・

しかし、またまたカップラーメンが論外ですね・・・笑
カラダを大切にする方は、避けた方が無難ですよ。

まあ、私は減塩論者ではありません。
塩分は大切なミネラルでカラダには絶対必要なんです。

でも、問題は塩分を多く摂取すると、カラダが多量の水分を必要とすること。

余分な塩分が排出されないと、余分な水分も排出されません。
だから、塩分が多いと、カラダがいつも水ぶくれ状態になるのです。

これを防ぐには、ナトリウム(塩)とカリウムのバランスです。
カリウムは野菜や果物に多く含まれています。

ご飯(玄米)の場合は、ナトリウムが逆に不足しますからおかずで補給できます。
そして、野菜のおかずを頂くとバランスがいいので喉が渇きません。

麺類を食べると、喉が渇きませんか?
でも、本当はね、麺のせいじゃないんですよ・・・・

本当の問題は、「つゆ」と「スープ」にあります。
麺自体に含まれる塩分より、つゆとスープに含まれる塩分が非常に多いんです。

おそばも、うどんも、ラーメンもおつゆがおいしいですよね。
どんぶりに入れてあると、ついつい飲んじゃいますよ。

飲んじゃうから、塩分も水分も一緒に丸呑みです。
このまま、体内に残ると、すべて体重に計上されますよ・・・・涙

だいたい、人間の習性として、出されたものは全部食べるんです。
残すのは、なんか申し訳ないですもんね。

だから、麺類は「塩分過剰」=「水分過多」になるんです。
これが問題ですね。

ついでに、ラーメンとパスタはこれに「油脂類」も加わります。
パスタは麺自体のカロリーは低いですが、麺にからまるソースが問題・・・

つまり、麺類はカロリーが低いけれど、塩分過剰、または油脂類も過剰になりやすい。
すると、水ぶくれのカラダになり、当然、重くなります。

それに、塩分や水分の排出がうまくゆかないと、こんどは違う問題も出てきます。
カラダが冷えたり、むくんだり、あまり良いことはありません。

これに、どう対応するか。

基本的に、麺類の「つゆ」はなるべく残しましょう。
「つゆ」=塩分+水分ですよ。

それから、中に入れる具です。
オススメは「とろろ昆布」や「ワカメ」などがいいですね。

麺もおつゆも飲み干して、さらにお茶をがぶ飲み・・・
そのあと、午後のティータイム・・・というのは×ですよ♪

つぎに問題なのがGI値です。
小麦粉を使う麺類はGI値が高くて、太りやすいのです。

パンよりは少し低めですが、白米とだいたい同じ位の太りやすさです。
しかし、問題は麺類はおかずが不要で、麺類ばっかりになることですね。

白米ご飯も太りやすいですが、おかずと食べることが多いです。
たんぱく質や脂質や食物繊維と一緒にたべれば、そんなに被害はありません。

しかし、ご飯だけとか、麺類だけはGI値が高いです。
特に、麺類は麺とスープやつゆだけで、美味しく食べられるので危険です。

塩分と合わせて、GI値の対策も必要です。

それには、麺類にトッピングを合わせることが大事です。
先ほどの、とろろ昆布やワカメも水溶性食物繊維が豊富で血糖値を上げにくくします。

さらに、とろろやオクラなどネバネバ食材もいいですね。
そして、卵や冷しゃぶなどもいれると、栄養バランスが整うと思います。

しかし、麺類の問題は、これ以外にもあります。
それが、小麦の遅発性アレルギーの問題ですが、ここではそれを言っても仕方がないです。

最近はグルテンフリーダイエットも言葉として定着しました。
グルテンフリーダイエットなら、当然麺類は禁止になるから、話になりません。

麺類は美味しいのですが、意外と問題点があるのです。

麺類を食べるなら、ぜひ塩分とGI値に注意してください。
そして、そもそもダイエットに麺類を食べる習慣でいいのかという問題もありますね。

やはり、パンと同様、楽しみとして食べる位がいいのかもしれません。

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