いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
ダイエットは食事療法。
デトックスは解毒療法。
目的はちがいますが、
健康でスリムな体を目指すという意味では共通しています。
デトックスという言葉は知られるようになりましたが、
「具体的にどんな方法で?」と聞かれると返事に困るのではないでしょうか?
デトックスの方法としてイメージ出来るのが、
断食とか入浴とかハーブティーとか野菜や果物を食べるなどが思い浮かびます。
最近はデトックスウォーター等も人気ですね。
なんとなく、便秘解消とか健康に良さそうなことが考えられます。
つまりデトックスの実態は知られていないのです。
はっきり言って「イメージのみ」という感じではないでしょうか?
しかし、本当にデトックス療法を行うなら、
体内に溜まった「重金属」を排出できなければ意味がありません。
体にたまった重金属は
別名「有害ミネラル」とも言われます。
体に必要なのが「必須ミネラル」ですが、
デトックスの対象になるのが「有害ミネラル」です。
必須ミネラルはご存知カルシウムを始め、
ナトリウム・マグネシウム・カリウム・鉄・銅・亜鉛など。
有害ミネラルで有名なのが
水銀・鉛・カドミウム・ヒ素などです。
あまりなじみが無いかもしれませんが、
1960~70年代を生きた方なら知っている方も多いでしょう。
当時は「水俣病」や「イタイイタイ病」等の公害病が問題になっていました。
私も1964年生まれですが幼い頃に読んだマンガが公害病を扱っていたので覚えています。
水俣病は工場排水に含まれる水銀により、
手足のふるえ、感覚障害、神経障害、運動失調、言語障害などの被害を受けました。
イタイイタイ病も工場排水に含まれるカドミウムにより、
腎機能障害、骨軟化症、関節の痛みなどの被害を受けていたのです。
現代では工場排水の浄化と規制が進んだので
忘れられた感じがありますが、じつは最近の公害は目に見えません。
極端な多量摂取ではないので気づかれないのですが、
現代の日本人は世界的に見ても重金属を多く体内に蓄積させているのです。
水銀はイライラや手足の震え
鉛はうつ状態や疲労感や貧血
カドミウムは腎障害や高血圧
ヒ素は下痢や便秘や皮膚障害
なんとなく日常的な不調な症状ですが、
これは有害ミネラルの仕業かもしれないのです。
有害ミネラルが体内に入ってしまうと、
必須ミネラルの代わりに細胞の中に入ってしまうことが問題です。
とうぜん正常な代謝が出来なくなるので、
あらゆる体調不良と合わせて体重も増えることに繋がります。
やはりダイエットとデトックスは、
重なる部分があるのでどちらも大事なのですね。
体内に蓄積される原因はこんなところにあります。
水銀
歯の詰め物や銀歯(アマルガム・パラジウム合金)、魚介類
※歯の金属については「電磁波過敏症」の被害もあります。
鉛
水道水、白髪染め、はんだ、蛍光灯と電池(燃えるごみで出すと空気中に拡散する)
カドミウム
野菜、穀物、魚介類、携帯電話の電池(燃えるごみで出すと空気中に拡散する)
ヒ素
野菜、穀物、果物(IT関連の半導体工場や農薬や除草剤など)
これ以外にも、アルミニウムやフッ素も有毒です。
アルミニウムとフッ素が両方とも入っているのが「練り歯磨き製品」ですね・・。
歯に付着した汚れを落とすのにアルミニウムの粉が入っていて、
歯を丈夫にするためにフッ素が使われていますが実は猛毒とも言える成分です。
アルミやフッ素を使わない歯磨きもありますが少々マニアックです。
すくなくとも練り歯磨きは食べたり飲んだりしないように気を付けましょう。
このフッ素そのものも有害なのですが、
フッ素があると鉛の吸収力を上げてしまうようです。
フッ素は核兵器や猛毒サリンの原料といえば驚くでしょう。
毒性としては脳機能障害、甲状腺機能障害、腎機能障害、生殖障害など広範囲です。
しかしフッ素は無害だと主張する学者も多くて、
この「フッ素論争」は数十年続いていて結論は出ていないようですね・・。
しかしご覧のように私たちの日常は
重金属という名の有害ミネラルに汚染されているといっていいのです。
もちろん肝臓で解毒してくれるのですが、
肝臓の解毒にも限界がありますし細胞内に入った重金属は出てきません。
だから積極的にデトックスをした方がいいのです。
ちなみに有害ミネラルの蓄積状態を調べるのに、
「毛髪検査」は有効ですが、落とし穴があるようです。
毛髪に有害ミネラルが出ていれば体内の蓄積量が確認できますが、
じつは「排出力が弱い方」は毛髪に排出されていないので数値にならない。
すると重症の方は数値が低くなるそうです。
つまり毛髪検査で数値が高くても数値が低くても「どちらも問題」のようですね・・。
アメリカ等ではキレート剤を注射で血液に入れることで、
有害ミネラルを排出する治療も行われているらしいですが日本ではしていないようです。
なぜなら、キレート療法は有害ミネラルを排出しますが、
同時に必須ミネラルもぜんぶ排出してしまうという副作用があるからです。
キレート療法と共に栄養補給をしないと、
体の生理的な代謝がダメになってしまうリスクがあるのです。
日本では「美容外科」でアンチエイジング的に取り入れているところもあるとか。
これは栄養欠乏で危険な面があると専門家が指摘しているのでご注意くださいね。
そこで日常的に実践出来るデトックス法をご紹介します。
これは専門のドクターが書いた本を参考にしているのでご安心下さいね。
まずは普通に便秘解消と、汗をかく生活は大事です。
体内で解毒された重金属は大便・小便・皮膚から排出されるからです。
食材としてデトックス効果が高いのは、
・捕まえて出してくれる
りんご、その他果物、オクラ、蓮根、玉ねぎ、ブロッコリー、海藻、玄米、コリアンダー
・くっつけて出してくれる
ゴボウ、コンニャク、里芋、ニラ、ネギ、玉ねぎ、長芋
・肝臓の解毒を強める
玉ねぎ、ニラ、ニンニク、ネギ、ラッキョウ、キャベツ、大根、ワサビ
・活性酸素を抑える
よい味噌・よい醤油・人参、緑黄色野菜、ゴマ
これを見ると、やはり食事は大事ですね。
特に玉ねぎ・リンゴ・ゴボウ・ブロッコリーはデトックス効果が高いようです。
さらにデトックス効果が高いサプリもあります。
これも意外なことに、ダイエット効果が高い物と重複しています。
・αリポ酸:血管や脳の中にある水銀を捕まえる効果がある
・Lシステイン(シスチン):有害ミネラルを排出しながら活性酸素を抑制する
※美白サプリに必ず入っている成分なのでお肌の美容にもよい
・MSM(メチルスルフォニルメタン):体内で解毒に使われる松脂の成分
※シックハウスや環境ホルモンや花粉症対策にも効果があります
その他に、LカルニチンとグルタミンとコエンザイムQ10、クエン酸、
そしてビタミンB群のサプリがデトックス効果として解毒と活性酸素除去に役立ちます。
参考文献「<重金属>体内汚染の真実」大森隆史著
「重金属」体内汚染の真実 ―ほんとうのデトックスのすすめ (プレミア健康選書)1,782円Amazon
αリポ酸は糖質の代謝を助けますし、
カルニチンは体脂肪を細胞のエネルギー工場に運びます。
コエンザイムQ10は細胞内のミトコンドリアで、
体脂肪を燃焼させる効果を高めるので、とてもダイエット効果が高いです。
これらの成分は20代までは体内で盛んに生産されます。
ところが加齢と共に体内で作られなくなるので「中年太り」になってしまうのです。
クエン酸はミトコンドリアのエネルギー回路を回しますし、
ビタミンB群は糖質・脂質・たんぱく質の代謝に「必須」です。
グルタミンは腸壁の修復や筋肉の合成に必要です。
ダイエットと関係ないですがシステインもお肌に重要な成分です。
こうしてみるとダイエットと美容とデトックスは一体ですね。
けっこう詳しく書いたのでぜひ参考にして頂いて何か実践して下さい。
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