便秘はダイエットの大敵!
いや、便秘は健康の大敵ともいえますね。
便秘改善のために野菜を食べる。
玄米を食べれば便秘の改善になる。
そう思っている方は多いでしょう。
ある程度その通りなのですが、便秘が悪化する場合もあります。
食物繊維が便秘を悪化させる原因は、
じつは食物繊維の摂取バランスだったのです!
食物繊維の重要性は、
ほんの30年前までは考えられていませんでした。
人間の消化器で分解することが出来ず、
排出されるだけの繊維なので不要だと考えられていたのです。
ところが、食物繊維が腸の中を掃除する、
便秘改善に効果があるとして、注目を集め始めたのです。
しかし、まだ一般的に知られていない事があります。
それは、食物繊維が、不溶性食物繊維と、水溶性食物繊維に分かれる事です。
不溶性食物繊維は野菜や玄米等に多く含まれ、
腸の働きを活発にし、腸内の不要物を体外に排出します。
これはセルロース・ヘミセルロース・
不溶性ペクチン・リグニン・イヌリン・キチンなどの種類があります。
水溶性食物繊維は、果物や海藻に多く含まれ、
糖の代謝や、コレステロールの正常化という働きがあります。
ペクチン、マンナン、アルギン酸等の種類があります。
また、食物繊維は腸内細菌のエサとなり、
腸内環境を良好にたもつために必要なものですね。
目安として、不溶性食物繊維が「2」に対し、
水溶性食物繊維を「1」の量をとると、効果が最大になります。
なぜ不溶性食物繊維だけではダメなのか?
これらは繊維質なので、便が増えますが硬くなってしまうのです。
便は多くなるのですが、
繊維がガチガチで、腸内を滑りにくい訳ですね。
いっぽう、水溶性食物繊維は水に溶けるのが特徴です。
保水性があり、膨張性もあるので、便の排出を助けます。
繊維自体もヌルヌル・ネバネバしたものに多いのです。
つまり食物繊維を食べるなら、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が必要なのです。
だから玄米や野菜を食べる事も大事なのですが、
果物や海藻を食べる事も、同じ位大事な事なのですね!
リンゴ等の果物でもいいのですが、
最近よくダイエットコーチで紹介するのが「こんぶ水」です。
作り方は簡単で、
寝る前にコップの中にだし用の昆布をハサミで切って入れるだけ。
すると、翌朝には飲みごろになっています。
水がネバネバになりますが、これが水溶性食物繊維です。
昆布は日本食に欠かせない食材ですが、
食の洋食化が進み、あまり使われなくなってしまいました。
これを朝一番で飲んでもらうといいです。
もちろん、昆布も柔らかくなっているので、そのまま食べても大丈夫です。
昆布には便秘改善の水溶性食物繊維だけではなく、
美容と健康に必要な栄養素がたっぷり詰まっているからいいですよ!
特に、カルシウムやカリウム、鉄や亜鉛、
βカロテンなど、普通の野菜とは比べ物にならないほど栄養豊富です。
美容にいいのはもちろん、
脂肪を吸収して排出したり、中性脂肪値を抑えたりダイエット効果もあります。
また、昆布はご飯を炊くときに入れてもいいのです。
玄米の弱点としてカルシウムが少ないのですが、昆布が補ってくれます。
玄米は不溶性食物繊維が豊富ですが、
そこに昆布を入れて炊飯すれば水溶性食物繊維も摂れてグッドですね!
もちろん、出汁の材料ですから、
うまみが加わる事で、より美味しく食べられますね。
ぜひ、お試しくださいね^^
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